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全国講師オーディションから全てが始まった!

こんばんは。塾生のタケルです。

僕は今26歳。岡崎さんから学びながら都内でSEの仕事をしている。
岡崎さんに弟子入りしたの3年半前。キッカケは会社の同期に誘われた全国講師オーディション2015に参加したことだ。

死んでいくだけの人生から

当時の僕は、専門卒の社会人3年目。23歳だった。会社の同期は大卒と院卒の人たちばかりで、専門卒は僕ともう1人だけ。今にして思うと本当に謎だが、少し歳上というだけの理由で、同期たちと一緒にいることに嫌気を感じ、いつもひとりで過ごしていた。

そんな当時の僕のライフスタイルといったら、それはもう悲惨なものだった。

平日は6時半に起き、7時半に家を出て、8時半に会社に着き、19時半〜20時まで仕事。その後、会社の近くにあるラーメン屋か牛丼屋、中華屋に入り、1人で夕食を済ませ、21時半ごろに帰宅。
そこからお風呂に入って、テレビかゲームかYouTubeを観て、23時ごろに就寝。そしてまた6時半に起きて会社に行く。その繰り返し。
休日は12時半くらいまで寝て、起きてからひたすらテレビ、YouTube、ゲームをしていて、月に一度くらい予定が入っていれば出かけることがある。
そんな日常を、社会人になってから3年間続けていた。

別に貯蓄家だった訳ではないが、お金がかかる趣味も無い僕の通帳は、給料日と共に貯蓄額がみるみる上がっていった。初めのうちは貯金額が上がっていくことが、戦闘力が向上しているみたいで嬉しかったが、100万円を超えたあたりから感情が動かなくなっていた。

一応スマホは持っていたけど、メールやLINEなんか届くことはずも無い。電話も月に1度、実家からかかってくる程度。着信履歴は全て実家。スクロールすれば1年半前の履歴すら見れたくらいだ。ゲーム音以外の音が鳴らないスマホなんて、支払い額が高いだけ。何のために持っていたんだか。

あの頃を振り返ると、僕は生きていると言うよりも、ただただ死んでいくだけの日々を送っていただけだった。そして、そういう日々を送っていることに、危機感や不満すら感じていなかった。心が死んでいたのだ。

そんなある日、唯一の同い年の同期に、「次の土曜日に一緒に出かけないか?」と誘われた。当然予定なんかあるはずもない僕は、特に迷うこともなくその提案を承諾。一緒に出かけることにした。

全国講師オーディションに。

全国講師オーディション2015本選

休日に、コンビニ以外に外出したのなんて久しぶりだった。
会場は汐留にあるヤクルトホール。来場者600人以上の超満員。大人気作の映画館のようだった。

来場者たちは、これから始まる映画を楽しみしているかのように、目を輝かせながら開始時間を心待ちにしていた。

審査員は全員、各業界で名の通った大物たち(当時の僕は誰1人として認知していなかった)が揃っていた。今思い返しても、すごく価値あるイベントに参加したものだ。

講師オーディションというくらいだから、内容は至ってシンプル。
予選を勝ち抜いたファイナリスト8名が順々にスピーチをしていくというもの。

スピーチの内容は、科学実験やワイン、英語教育についてなどジャンルを問わず、講師によって多種多様に繰り広げられていた。どれも普段の生活では触れることのない新鮮な話ばかりだった。

そして、僕の人生が大きく変わるキッカケとなった、岡崎勉明さんのスピーチが始まった。

『神様のDVDの話』を聴いて号泣

岡崎さんのスピーチは、明らかに他のスピーカーたちとは異質だった。
エネルギー量が桁違いすぎる。天下一武道会の選手たちの中に、ひとりだけスーパーサイヤ人がいるような感覚。
審査員の方も「岡崎さんのスピーチは、アメリカ人のスピーチを聴いているような迫力とエネルギーを感じた」と大絶賛。

そんな岡崎さんのスピーチの内容は、『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師』の話から夢を持つことな大切さ。そして締めの『神様のDVDの話』という流れだった。

テレビとゲーム、YouTube以外の趣味がない僕にとって、岡崎さんのスピーチは衝撃を通り越して別次元の世界だった。

スピーチが終わった頃には涙が止まらなかった。

※『神様のDVDの話』は、岡崎さんの著書『自分を安売りするのはいますぐやめなさい。』の中に、『神様の映画』として記載されている

そして弟子入りへ

岡崎さんのスピーチを聴いて、

「このままではいけない。何かを変えた方が良いんじゃないか?」

という気持ちが徐々に膨らんできた。

そんな僕の気持ちを後押ししてくれた方がいた。

審査員のひとり、永松茂久さんだ。

ファイナリストたちが全員話し終えたあと、審査員特別スピーチというカタチで、永松さんが『神風特攻隊の遺書と知覧』の話をしてくれた。

今行動を変えなければ、一生変われない。心は決まった。

それから2ヶ月後、僕は岡崎さんの起業塾に入塾することができた。

弟子入りしてからの僕の人生の変貌ぶりは、頭では計測不可能。スカウターが爆発するレベルだ。

僕もいつか、岡崎さんのように全国講師オーデションに出場して、世の中に影響を与えるリーダーになっていきたい。そう思って、今は日々を過ごしている。

岡崎さんも全国講師オーデションのサイトで、このようなメッセージを載せている。

全国講師オーディション 岡崎勉明映像

ちなみに、岡崎さんの本選のスピーチは、記録には残っていない。
しかし、予選の動画はYouTubeで閲覧することができる。

この映像を観るだけで、当時の記憶が鮮明に蘇ってくる。

以上となります。