印象に残った言葉
感想など
為末さんの「〇〇とはどういうことか」系のお話は読んでいてとても面白い。
今の職業に就くに至ったきっかけは色々あるが、平たく言葉にしてみると
・生きていく上で重要なことを好きなだけ探究できる
・学んだことをこれからの人たちに役立てられる
・ダイレクトに反応が得られる
などである。
だから「体育をもっと面白くしたい」という思いがあるが、どうしても"いちばん好まれる授業"というのは「仲良しグループで行う球技のゲーム」であり「自由という名の実質放任の授業」だ。笑
自分が生徒でもそう考えると思う。
加えて、コミュニケーションが苦手な生徒や我が強い生徒もいるので一筋縄では行かず、結果的に セイレツ!イチ・二・サン・シッ!!と準備運動を始める「管理型」の体育になってしまう。
集団行動を学ぶという意味ではそれも良いとは思うけれど。
ただこの本を読んで改めて目指すべきは
・身体の動かし方、知識など卒業後に活きる体育
・協調性や合意形成などのソーシャルスキルが身につく体育
だと感じる。
具体的な活動内容の前にある「やっている目的」を学習指導要領を参考にしながらも、自分の言葉で組み立てていきたい。