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相振り飛車の勉強方法

 「相振り飛車」は私の得意戦型の一つです。ただ、振り飛車党になった当初は苦手でした。なので、相手が振り飛車のときは自分は居飛車にしていた時期もありました。振り飛車党になったのが2007年なので、13年間の間でどのように勉強してきたのか紹介していきたいと思います。ちなみに、私の棋力はアマチュア二段です。よって、アマ三段以上の方には参考にならないと思いますが、予めご了承ください。

 まず、相振り飛車が得意になる上で欠かせないのが、「経験」と「センス」です。「センス」と言うと生まれつき持った才能ではないかと思われがちですが、そんなことありません。勉強次第でセンスが身に付きます。では、どんな勉強方法か?結論から言うと、1.棋書を繰り返し読む2.沢山対局して実戦経験を積むの2点です。では、それぞれについて詳しく説明していきます。

1.棋書を繰り返し読む

 個人的におススメの棋書は、

①藤井猛先生の「相振り飛車を指しこなす本①、②」
②戸辺先生の「石田流を指しこなす本【相振り飛車編】」
③戸辺先生の「なんでも三間飛車」
④杉本先生の「相振りレボルーション」
⑤杉本先生の「相振り革命最先端」


 ①は3手目に▲6六歩と突く人向け、②、③、④は3手目に▲7五歩と突く人、⑤は相振り飛車全般を学びたい人向けの本になっています。盤に並べながら、手垢が付くまで何回も読むのがポイントです。将棋に限らず、何か自分のモノにしていと思ったら、繰り返し勉強するのが王道だと思います。楽をして、強くなるほど将棋は甘くありません。

2.沢山対局して実戦経験を積む

 以前も紹介しましたが、本で勉強→対局→反省→本で勉強のサイクルを繰り返して下さい。沢山対局したいからと言って、廃指しはダメですよ。できれば、自分より少し強い人と対局するのがおススメです。対局する前に「相振り飛車の練習がしたいから、相振りでお願いします。」と言って対局するのが良いでしょう。対局後は、序中盤を中心に感想戦(反省)をして下さい。
 私自身、相振り飛車を今までに2000局は指してきた思います。やはり相振りは「経験」が大事だと思います。

3.最後に

 今回、この記事を書いたのは、SNSで相振り飛車が苦手というフォロワーさんが多かったので記事にしました。この記事を読んで実践し、相振り飛車が得意になることを祈っています。

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