台所戦争
わたしの母上は82歳だが…
わたしなんかより…よっぽど元気だ。
血の繋がる親子でさえ、女がふたり台所に必要ない!という古風?厳格な一面も母上にはある…。
というのも……
お嬢様育ちの母上は
器の選び方や料理の腕前は身内の自慢に聞こえるのは嫌だが……本当に見事なのだ。
わたしは…反面教師?(笑)
こういうときは良くなるほうを差すはずだが……作ることはできるが母上にはやはりかなわないのだ。
台所のお手伝いを始めると…
他愛のないことで言い合いがはじまる。
それにはこの器は合わないでしょ……
味付けはもう少し濃いめに…
火加減は中くらいからはじめないとよく煮えないのよね……
鍋はこちらじゃなく、これを使ってちょうだい…
あげたらきりがない(笑)
わたしはわたしの順序とやり方があるのだが……お手伝いになると母上のペースに完全に飲み込まれてしまう。
殿方にはわからないだろうが…
親子であっても……いつまでもまた、幾つになっても…女と女の戦いがつづくのである。
我が家だけの問題か??(笑)
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