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アプリをつくるなら本気でやってほしい

南日本新聞が怒っていた

鹿児島市がアプリを作ったが、全然使われてない感じがする、1.7億円も使ったのに! 無駄! という記事である。

思うに、1.7億円ぽっちの開発費ではアプリを使いやすくできていないのではないか。

アプリを使いやすくするのは大変

大手が作ったアプリですら、なにかしら不満があるものだ。
そこらの企業のポイントカード的アプリなど、ストレスの極みである。
私のバイト先も独自アプリを出しているが、例によって痒いところに手が届いていないと思う。

きっと開発費が足りないのである。

使いやすさというのは定量化が難しい部分である。
そもそも、使いにくさ自体が認識されていない可能性がある。

使いにくい部分を見つけるのも、その改善法を思いつくのも、暇というか、無駄っぽい自由な時間じゃないとできないと思う。

能率的な組織で客観的KPIを追いかけている開発会社諸氏では不可能である。
やはりこう、僕らの想像上のシリコンバレー民というか、だらしない格好で、ビニールのボールの上をボヨンボヨンしながら、大麻をくゆらしている、そんなヤツらじゃないとできない感じがある。

そういう馬鹿っぽい人らは働かないので、高くつく。
お金を無駄にしている感じになる。
それでも動じず、無駄金を投じまくった先に、地味ながらつかいやすいアプリが開発されるのだ。

LINEをがんばれ

自治体なり企業なりが、これからはパソコンだ!インターネットだ!と思っても、アプリなどに軽々しく手を出すべきではないと思う。
記事にも公式LINEは盛況とあるから、もともとあるインフラに乗っかる形で小さく打って出たほうがいいのではないか。

それか大いに金を出してオードリー・タン的な人をヘッドハンティングして好き勝手やらせ、さらにヒッピーみたいなやつらを大量に雇って多額の開発費を出し、なおかつ口は出さないという、肚のすわった開発をしてもらいたいものである。