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気づいた時が間に合う時。問題の報告はお早めに。

2月に情報共有されていたって、、、、もう6月ですけど?

新しい取り組みなのでミスや失敗が多少なり発生してしまうのは、仕方がない部分があるとしても、これは組織体質として誠実な対応をしているとはいえないですね。現場レベルで止まっていたってことですけれど、適切な報連相が出来ていなかったのか、或いは途中の誰かが黙認したのか。いずれにしても正常に機能しているとは言えない状況で残念な限りですね。


こういった対応遅れの残念なニュースを耳にするたびに、私が新卒で働いていた会社の先輩から教えられた言葉を思い出します。

「気づいた時が、間に合う時」

要するに問題というのは後になればなるほど大きくなって対処がどんどんと大変になっていく。早い段階で対処するほど、早く解決できるし、簡単に解決できる。
だから、問題に気が付いた時は例えその時点で手の付けようがない状況になっていたとしても、その瞬間にアクションを開始するのが、最善の一手ということになる。だって問題は放っておいても勝手に無くなってくれないから。むしろ大きく複雑になってしまうから。


さらに、不誠実な対応をした人や組織は少なからず信用を失ってしまう。
信用が無いと、何をするにしてもトライするためのコストが非常に高くなる。コストというのは、金銭的なものだけではなくて、了解を得るための説明時間、そのための資料作成、バックアッププランの設計などなど、時間と手間がどんどんと嵩んでいく。


とはいえ、起こってしまったこと自体は取り消すことが出来ないから、今後どのようにリカバリーしていくのか、とても気になるところですね。


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カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー
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