
キャリコン資格 技能士取っててよかったー!
キャリアコンサルティングの国家資格には、3種類ある。
キャリアコンサルティング技能士1級
キャリアコンサルティング技能士2級
国家資格キャリアコンサルタント
技能士1級が最難関であり最上位資格という位置づけで、国家資格キャリアコンサルタントがコンサルティングの実務経験がなくても試験だけで取得が出来る資格。いわば、まずはここから的な資格で、キャリアコンサルタントを目指す人の多くが、最初に受験する資格でもある。
ちなみに有資格者の人数で言うと、
1級が600人程度、2級が11,000人程度、国家資格キャリアコンサルタントは75,000人程度らしい。
ちなみに私ははじめてキャリアコンサルティング資格を取得するときに、技能士の2級を取得した。当時は特に深い考えがあったわけではないが、実務経験があったことと、キャリコン資格を持っている知人から技能士を受けた方がよいとアドバイスがあったからだ。
今思うと、技能士を取得出来ていて本当によかったと思う。
というのも、キャリコン資格は5年ごとに更新が必要になるのだが、更新の条件が資格によって、異なっている。
国家資格キャリアコンサルタントの場合、資格を取得し、キャリアコンサルタント名簿に登録が完了した日から5年が経過するまでの間に、更新講習として38時間もの講習を受ける必要がある。(あと更新手数料が8,000円)
さらに、更新講習は有料のものがほとんどで、38時間分受講すると、だいたい10万円くらいかかるのです。
ところが、技能士2級を持っている人は最初の5年更新に必要な講習は免除されるのです。(事務手数料は必要)さらに技能士1級の人は、ずっと技能講習が免除。(でもたぶん手数料は必要)
もし私が国家資格キャリアコンサルタントだったら、最初の更新でくじけていた可能性が大。だって、キャリアコンサルタントって独占名称資格であって、独占業務じゃないから、実務をする上では資格の有無は全く問題にならない。唯一のデメリットは「キャリアコンサルタント」を名乗れないくらい。他には、キャリアコンサルタント限定の仕事とかが多少はあるから、そういったもののオファーが無くなることもデメリットといえばデメリットか。
とにかく、大した考えもなく技能士2級を取得した私ですが、最初の更新は講習免除。ありがたやありがたや。
ちなみに、個人的な感覚でいうと、試験の難易度は国家資格キャリアコンサルタントもキャリアコンサルティング技能士2級もそれほど変わらないので、実務経験がある方は、ぜひ技能士2級からスタートすることをお勧めします。(実務経験が無い方は、残念ながら技能士の受験資格がありません)
ちなみに、更新講習を回避する方法が2つある。
1つは、1級の技能士から実務に関する指導を受けた場合。その時間を技能講習の時間として計上することが出来るらしい。
もう1つは、キャリアコンサルティングの実務を行った時間を、技能講習の時間に充てることが出来るらしい。(但し、細かい条件や申請にいくつかの証明書が必要)
これからキャリコン資格を目指そうという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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