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企業ブースに来訪0人。ありゃりゃ。

BtoBビジネスを展開している中小優良企業こそ就職先としては、”ねらい目”だったりするのだが。採用する側からすると必要人数を確保する”採用難易度”はかなり高い。

それにしても合説に出展してもブース来訪が0人とは。
これは合説の企画運営者側の設計ミスみたいなところがあるよなーと感じる。もしくは集客が大幅に悪かったか。

どこの合説とは言わないが、”キャリアアドバイザー”という肩書のもと、学生をブース誘導する仕事をしたことがある。その時は、基本的には学生の希望などを聞いて、合致する企業のブースへ案内する ”純粋な” アドバイザー業務であったが、なんだかんだといって寂しい企業ブースへ案内することを課せられている キャリアアドバイザー業務もある。

これは、運営企業側が全ての出展企業にご満足頂くための仕掛けである。
ブースに誘導するだけだから、無理に選考応募を迫るわけではないし、ましてや入社を強要するようなものでもないから、まぁそこまでアクドイやり方でもないのかなと個人的には思うけれど、学生側からすると微妙っちゃ微妙かもしれない。(とにかく視野を拡げたい みたいな学生にとってはマイナスはないけれど)


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昨今、新卒紹介 というビジネスがじわじわと拡大しているという話を耳にする。
人材紹介の新卒採用版である。
中途採用の人材紹介であれば、紹介した候補者が入社に至った場合、初年度年収の30~40%くらいが紹介料として発生する。
新卒紹介の場合は、100~150万円(理系の上位校の機電系が高めと言われる)くらいが紹介料の平均らしいので、1名100万円の紹介料というのはある意味妥当な金額のようにも感じる。

人材紹介を使わなくとも、新卒採用の採用単価(1名を採用するのにかかる費用)は、文系が100万円、理系が150万円くらいと言われているので、さほど法外な金額というわけではない。
もちろん、もっとコストを抑えてうまく採用をしている企業もあるだろうし、逆にさらに多くのコストを投下している企業もある。

採用チャネルが増え、学生と企業の接点が増えたようにも思うものの、採用ポータル(リクナビとかマイナビとか)を介して選考に応募するという流れは、約20年前から変わらない。そろそろゲームチェンジが起こってもよさそうな気がしているのだけれど、そこは既得権益とのたたかいだったりするのだろうな。

もうそろそろ、新卒採用もシーズン突入。
採用担当の皆様、がんばっていきまっしょい。
就活生の皆様、焦らずがんばっていきまっしょい。




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カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー
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