「もいもい」という生き物が息子を救う
1歳の子どもを連れて出かけていた際に、運悪く渋滞にハマってしまった。
最初は、ちょうど眠たい時間と重なったのか、お昼寝をはじめてくれて「逆に良かった~」という感じだったのですが、30分ほど過ぎたところで目を覚まして、そこからご機嫌がナナメ。挙句の果てには声をあげて泣き出してしまう。
子どもの隣に座っていた妻が、手を変え品を変えとあやしてくれていたのだけれど、効果はなく、泣き声は大きくなるばかり。
そんなときに、ふと思い立って「もいもい」の動画をyoutubeで見せることにした。
すると、それまで大泣きしていた息子が、ピタっと泣き止んだどころか、キャッキャと声をあげて楽しそうに。
ちなみに「もいもい」というのは同名の絵本に登場するキャラクターで、大きな目玉のようなものが特徴的である。
この「もいもい」という絵本は、絵本作家がアイデアを生み出して創られたのではなく、発達認知科学を研究する大学教授が、”実験”をもとに創り出したというから驚きである。
大人が「赤ちゃんはきっとこういうのが好きそう」というイメージを排して、実験を繰り返し行って、赤ちゃんが気にっているであろう絵を選び抜き、作成されたらしい。(詳細は冒頭のリンク先に書かれている)絵本を創るには想像力が欠かせないと思っていたけれど、それ以上に科学の力の強さを感じる。
まぁ、私としてはどのような経緯でうまれた作品かはさておき、渋滞で大泣きの息子君に笑いを提供してくださって、本当に大助かりでしたという話。ありがとうございました。
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