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光を感じて
こんな夕景、撮ったかな?
なんだ!感光じゃないか!
「光を感じて」なんて、タイトルで呼び寄せといてごめんなさい。
私はカメラが好きだから、だいたい持ち歩いているんだけど、ピンぼけ写真と駄作を大量に生産してる。ハイ、分かっています。
撮りきれたフイルムは現像に出して数日、手元に戻って来るまでがたまらなく待ち遠しい。
24枚撮りでも一本を数日に分けて撮るので、何を撮ったか忘れてる事も多い。付けていた日記を後から読み返すような感覚だ。
カメラは何台か持っていて、気分や天候でデジカメを持ったりフィルムカメラを持ったりする。たまに、フイルムが入ったまま防湿庫に置き忘れていて、徐に裏ぶたを開けてしまうことがある。
その時のショックは、、、思い出したくない。
想い出はお金には変えられないなんて言うけど、無駄死にさせたお金たちは計り知れない。自分のバカヤロー!と大きい声で叫びたいものだ。
フイルムを装填して最初の1カット。駄作すぎて何も言えないが、こんな駄作でも写真を見るのは楽しい。
あ〜あ、と嘆きつつも削除はしてない。愛着が湧く。他人にどう言われようと。
私は他人が撮った写真を見るのも大好きだ。特にファインダーで覗いたであろう写真を見るのが好きだ。だって、他人の目が凝視した風景を同じように視ているなんて、考えただけで面白くないですか?
デジカメでもスマホでも、写真は何でも好きなんだけど、
フイルム写真は、ひとつのカテゴリーとして私には大切な世界になっている。本当は自家現像も焼き付けもしてみたいんだけど、ハードルが高い。まだまだです。
写真は本当に奥が深い。
奥が深いから100点なんてもらえない、だからきっと、のめり込めるし、楽しいんだね。
なんかこう、ちまちまやってる自分も好きだしね。