プロのライターにnoteのタイトルを考えてもらったら感動した話
思い付きで応募してみた
先日、noteでこんな企画が目に留まりました。
プロライターの中森学さんが、
noteの記事タイトルを考えてくれるというものです。
私は好奇心と興味本位から、すぐに申し込みました。
私の文章作成レベル
私は過去に採用広告や採用関連のメルマガなどを作成していたことはありますが、SNS活用という点では完全な素人。
このnoteを見ていたただいても分かる通り、気が向いたことを気の向くままに、書き連ねています。
めちゃくちゃ頑張ってフォロワーを増やしたいとかっていう欲もないし、インフルエンサーを目指しているわけでもない。
#でも一回くらいは注目記事に選ばれてみたい!
そして、単純な人間なのでPVが増えればニヤニヤしていますし、スキされれば鼻歌だって唄います。
タイトルへのこだわりレベル
以前に採用広告やメルマガを書いていた際に、先輩からこんなことを言われていました。
「読まれるかどうかはタイトルに全てが懸かっている。
全力を挙げてタイトルを考えるべし」
実際、その通りだと思います。
が、私はnoteでの投稿について、そこまで全力でタイトルを考えていなかったのも事実。
課題認識しながら、放置していたところに、中森さんの企画があり「プロのライターがどんなタイトルをつけてくるのか?」と興味本位で申し込みました。
プロライターのアウトプット
そして昨晩、タイトル案が発表されました。
(本当は事前に確認メールを頂いていました)
元々のタイトルが、どんなタイトルに仕上がったかは、上述の中森さんの投稿を見て頂ければと思います。
私が感動したのは、タイトルの案自体もそうですが、付随する作業へのこだわりの高さです。
プロはこんな努力をしていた(推測)
完全に私の推測によるものですが、
中森さんの発表内容やメールでのやりとりから、私の投稿文のタイトルを考えるにあたり、
こんなことをされていたのではないかと読み取りました。
・私が依頼した5つの投稿文を読む
・依頼したもの以外の私の投稿を読む
・私がどうのような投稿をしているのか、傾向を分析する
・私の投稿がどのような読者向けなのか、分析する
・マーケット(note界)の中での私のセグメントを仮置きする
・改めて依頼した5つの投稿文を読む
・それぞれの分の中で、キャッチになる(面白い)部分を拾い上げる
・なぜ上記が面白いのか、中森さんの視点で考える
・その面白さが"刺さる"読者層を想像する
・元々のタイトルを見て、訴求力が足りない点を分析する
・タイトル案のブレスト・ドラフトを作成する
・再度、投稿文を読み、最終的なタイトル案を絞り込む
・元々のタイトル案の課題点を挙げ、新しいタイトル案がどのように補完しているのか、わかりやすく説明分する(私宛にメールでご案内頂きました。)
・結果をnoteに投稿する。
ちなみに、この企画は全て無料です。
もう1度言います、全部無料です。
無料なのに、相当な時間と体力を投下してくださっています。
#ありがとうございます!
期待した成果物と実際の成果物のギャップ
冒頭で書いた通り、私がこの企画に応募した動機は、軽めの好奇心と興味本位です。
そして、期待(予想?)していたアウトプットは、
タイトル案だけが送られてくると思っていました。
それに対して、実際に出てきたアウトプットは、タイトル案だけではなく、私の投稿全体に対する位置づけの分析だったり、
なぜその新タイトルを考えたのかという分かりやすい説明だったり、
想定外のアウトプットが返ってきました。
ビビりました。まじで。
経験から何を学ぶか
とまぁ、中森さんの凄さを挙げれば、他にも山ほどあるのですが、
ちょっと視点を変えて、この経験を何か他のことに生かせないか?と考えてみます。
なぜ私が感動してビビったのか?
理由は簡単です。
返ってきた成果が期待値を大きく超えていたからです。
今回の企画に関するやり取りの中で「タイトルを5本考えて頂く」ということ以外に、明確な期待値調整は行っていませんでした。
従って、私が勝手に期待値を低く設定し過ぎていたのかもしれません。
プロセスはさておき、この期待値を超えるということが、喜びや感動に繋がります。
これは仕事でも芸術でも家庭でも、ありとあらゆる場面で応用できます。
感動レベルのアウトプットを返してくれる人には、次の依頼をしたいと思うでしょうし、何かお返しをしなければと返報性の原理が強く働くかもしれません。
改めて、期待値調整だったり100%以上の成果を意識することの重要性を思い知らされました。
#いつも100%以上発揮し続けるのは大変。いつ?を考えるのも大事。
あと、もう一つ、今回の一連の経験から得た学びを挙げるとするならば、動機はさておき、動いてみることの重要性です。
今回の企画は3名という定員でしたが、無料で、且つ参加申し込みも、noteでコメントするだけという、かなり参加ハードルの低いものだったと思います。
実際、1分もかからずに参加申し込みが出来ました。
それぐらい気軽なアクションだったにも関わらず、想定外の感動体験に繋がっています。
アクションを取ったからと言って、毎回感動につながるわけではないですし、失敗することもありますが、それでもやってみることの大切さと、興味を持ったらまず動いてみるということの大切さを改めて認識しました。
普段は新しいことに対して、腰が重くなりがちな私ですが、今回の経験は、今後の私を後押ししてくれるものにもなりました。
中学生レベルの感想ですが、
まずはやってみる。改めて重要なことですね。
#もちろん、大きなやってみるの時はリスクとか撤退ラインとかも考えますけれど、小さいものはまずやる。
追記:
中森さんが私のタイトル案を考えるにあたり、行ったであろうことを推測で書きましたが、起点は違うけれどマーケティングの3Cですね。
本質的な考えは汎用性が高いんだな。