数秒でアイデア出しが完了する?ChatGPTがブレインストーミングを変える!
今日、ちょっとブレスト(ブレインストーミング)をすることがあった。
最初は、オンラインポストイットのmiroを使って、思いつくままに書き出していった。
以前までは手元に紙とペンを用意して、マインドマップのような形式でブレストを行っていたのだけれど、最近ではmiroのポストイット形式が私の中でのスタンダードになっている。
miroのよいところは、オンラインで完結できるため、紙もペンもいらず場所も取らない。さらに、ドラッグ&ドロップで編集がしやすいので、グルーピングしたり情報を整理するのが簡単である。おまけに、他の誰かと一緒に作業をしたり、共有をすることも出来る。
そんなわけで手書きアナログ派から、なんちゃってデジタル派になっていた。
今日も同じような流れでブレストを始めたのだけれど、途中で手をとめてふと思いついた。
「これ、ChatGPTに投げたらどうなるんだろう?」
そう考えて、すぐにChatGPTにお題を投げてみた。
するとものの数秒で、どんどんとトピックが返ってくる。
ちなみに今回の質問は「キャリアチェンジ という単語から連想されるトピックを20個列挙して」というもの。
返ってきたトピックは、独自性の高いものというよりは、一般的な内容のものがほとんどだけれど、逆を返せば一般的な内容について網羅的に情報を集めるためのブレストであれば、あっという間に完了することが分かった。
もう少し解像度を上げてブレストを行いたければ、ChatGPTに投げるお題に制約条件を加えればよいのだ。
私は、最初の20個のトピックが挙がってきたあとに「さらに追加で20個挙げて」とお願いした。するとまた、数秒のうちに20個の新しいトピックが返ってきた。
自分1人しかいないときに、一般的なフレームの中でブレストを行うには、こんな便利なことはない。
また、ChatGPTと少し仲良くなれた気がする。
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ちなみに、このようなことを考えつくのは私だけではない。
知人で様々な講座のファシリテーションを行っている人も、似たようなことを行っていた。
その方は、新しい講座のプログラムを作る際に、ChatGPTに対してテーマ設定や時間、参加者人数と制約として伝えて、プログラム内容を提案してもらっていました。
さらに、プログラムのタイムラインを追加質問として投げると、まさにどこかで見たような講座のフレームが出来上がって返ってきた、と。(そりゃネット上にある情報を拾い集めて再構築しているのだから、どこかで見た情報になる)
これ、うまく使うと講座やコンテンツを全く作ったことが無い人でも、ある程度の内容までであれば、いくらでも講座を生み出すことができる予感。新たなビジネスチャンスの匂いを感じますね。(どのように差別化したりオリジナリティを出していくかが、創り手の腕によってくるのだろうな。
それにしても、すごい世の中になったものだ。