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フィッシングメールに釣られそうになった話

今日の福岡は27度まで上がり、もはや夏のようでした。私は夏生まれで夏が好きなので、ワケもなくウキウキしています。


さて、そんなウキウキな季節とはウラハラに、少しジメっとした話。

今日、携帯に1通のショートメッセージが届いた。内容は下記。

〇〇配送よりお荷物の配達に上がりましたが宛先不明のため持ち帰りました。http://xxxxxxx.xxxxx.org

〇〇配送は実在の大手運送業者の名前が記載されており、うっかりURLをクリックしそうになる。

けれど、ドメインがorgであることと、URL内にその業者を示すような文字がなかったため、Google先生にお伺いした。
すると案の定フィッシングメールだった。
#全然釣られそうになってないしっ


でも多分、リテラシーがあんまりない人とか素直な人とか、心が綺麗で警戒心があんまりない人だと、思わずクリックしてしまった人もいるんだろうなぁ。

特殊詐欺の種類は年々多様化するし、警察とか消費者庁がどれだけ訴えても、イタチごっこは簡単には終わらないだろう。



詐欺で騙す側の人達は、十中八九が金銭目的なのだろう。ひょっとしたら「騙す快感」みたいな特殊な性癖が犯行動機というパターンもあるかもしれないが、まぁ話が乱れるので脇に。


騙してまでお金を得たいと思う人の気持ちは、私には分からないのだけれど、きっと価値基準はこんな式なんだろう。

信用 < お金
安心 < お金
友人 < お金

騙す行為というのは金銭が伴うかどうかに関わらず、信用を損なう。捕まらないこともあるかもしれないけれど、確実に信用は失う。

騙す行為をすると「いつかバレるかもしれない」「捕まるかもしれない」という緊張感や不安感みたいな感情から、安心して眠れる日が無くなるのでは無いかと思う。
#子供がバレてないのに泣きながら自供するアレ


騙す行為をすると、人からの信用を失うことに加えて「周りの人間も騙そうとしているのではないか?」と疑心暗鬼になるのではないだろうか。そうすると信頼できる友人なんてものも持てなくなる気がする。


こうやって考えると、詐欺なんて例え上手くいったとしてもお金しか得るものないし、どう考えても割に合わない気がするのだけれど、なんで詐欺するんだろう。


こうやって考えると、最初に脇によけておいた「詐欺師の動機は性癖説」が一気に濃厚になってくる。
#どんだけ?


さて、この文章をここまで読んで頂いた皆様が、この後に必ずするべき行動はこれです。

大事な人に連絡する

親や家族に連絡して『振り込まないでね』『振り込みたくなったら必ず連絡してね』と伝えておきましょう。


実は私の知り合いに、ご両親が特殊詐欺によって300万円ほどの被害に遭われたという方がいました。

知り合いによるとご両親は普段はしっかりされており、まさかの出来事だったようです。


ソーシャルディスタンスが大事な時代ですが、心の距離が離れないように。

ちなみにうちの親に特殊詐欺に引っかからないよう忠告したところ「うちにはそんな余裕はない。自分のことは自分で何とかしてね」とありがたいお言葉を頂きました。
#あれ、違う種類の不安感。。


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