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ハッセルバックポテトとネタバレ動画。
「ハッセルバックポテト」
って、ただ言いたかっただけです。
農家の姉から新じゃがが山盛り届き、どうやって食べたものか・・・と思案しながら、馴染みのお店におすそ分けに持って行ったところ、その場で「一品作りましょうか」とサービスで出してくれたのが、ハッセルバックポテトでした。
通常、ジャガイモの切れ込みの間にチーズやニンニク、ベーコンなんかを挟むことが多いのだけれど、純粋に塩だけで仕上げてくれたハッセルバックポテトが旨いこと旨いこと。皮目のサクっとした感じと、中のホクホク感が絶妙で、感動レベル。
ちなみにこのハッセルバックポテトは、スウェーデンの家庭料理だそうで、見た目が華やかなことから、SNSでも定期的に目にするお料理ですね。
お店で食べたのがあまりに美味しかったので、自宅でも再現できないものか?と思って、トライしてみたのですが、やっぱりプロの味には叶わない。素材が美味しいから、普通に美味しく出来たのだけれど、感動レベルには至らない。
純粋に再現したいだけならば、シンプルにお店の人に作り方を聞いてみればいいのだろう。きっとそのお店の方は丁寧に教えてくれる。
しかし、私は聞かない。意固地になって意地でも聞かない。
なんというか、謎解きをしていくのが楽しいと感じてしまう。
自分で工夫したりあーでもない、こーでもないと試行錯誤をしながら、徐々に近づけていって、何とか似たようなものが出来たときに、すごく満足感を感じる。
同じ作り方をしたとしても、プロと素人では仕上がりに差が出てくるので、作り方を聞いて、その通りに作ったからといって、同じ味に作れるわけではない。それは分かっているのだけれど、きっと私は同じ味のものを食したいというより、作り方を見つけていくプロセスに楽しみを感じているんだろうな。
YouTubeで手品の種明かし動画に対する賛否が分かれているらしい。
上記の通り、私は種を自分で見つけたいタイプなので、種明かしやネタバレの類は、基本的に見ない。オススメで上がってきた瞬間に間違って見ないようにスッと他の動画に移動する。
しかし、私の妻はミステリー小説の犯人を先に知りたがるし、きっと手品の種を知った上でも楽しめるのだろうな。或いは、映画なんかを2倍速で見る人なんかも、なんとなく種明かしを肯定的に捉えてそうな気がする。(あくまで、気がする。色々な考えの人がいることは知っている)
と、いうわけでこういった種明かしやネタバレ系のものがコンテンツとして世に生み出されることについては、私も肯定的に受け入れている。ただ、個人的には見ないというだけだ。
わざわざ、否定的な意見をクリエイターに送り付ける人は、どうしてなんだろうな。スルーする方法なんていくらでもある気がするのになー。
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