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自宅をオフィス化する。環境が変わるとちょっとイイ感じ。

昨年から、
自宅で仕事をすることが多くなった。
前職にいたころは、コロナの前から WFH ( = Work from Home )といって、状況に応じて自宅勤務ということもあったので、そこまでの違和感は感じなかった。

しかし、仕事をする場所が食卓だったり、小さな机だったりと、体勢的にビミョーな感じの状態が続いていた。

そして、
「今さらかよ?」
という感じもするが、
つい先日、仕事用の机を購入した。
お値段以上の家具屋さんで、自分で組み立てるタイプのやつである。


その机は、天板の大きさが(60×120)くらいで、
特徴的なのが、ハンドルを回すことで高さを調節できることである。
一番高くまで上げると、スタンディングデスクというより、小洒落たスタンディングバーのカウンターくらいの高さになるし、逆に一番下まで下げると普通の机としても使える。

その「可変的」な要素にひかれて購入を決めた。
なぜ、可変的なことに魅力を感じるかというと、私は年に3~4回くらいガラっと家じゅうの模様替えをする癖があり、その時に家具の高さというのは、ある種の制約条件みたいなものになる。

そこに対して、高さを変幻自在に変えられる机というのは、レイアウトの選択肢を増やしてくれるような気がして、すっかり気に入ってしまった。
といっても、我が家にある家具の中で、この机はかなり大きなものになるので、自ずと位置が決まってしまっている感は否めない。


さて、
そんな組み立て机なのだが、
驚くべき点は、高さが変えられることだけではない。
重量が30kgもあるのだ。

一般的なオフィスデスクの重さがどれくらいかは知らないが、
組み立て家具としては、かなりの重量があるように感じる。

家にきた机の箱を開梱してみると、
大きな天板の他に、脚やその他の部品がいくつか入っているが、どれもズッシリとしていて頑丈な感じがする。


子供のころは、
プラモデルを組み立てるのが好きだったこともあり、家具など説明書を見ながら組み立てることは楽しい。

カラーボックスみたいにシンプルなものであれば、10分そこらで組み立てられる。

その慢心があったせいか、
私はいくつか、作る途中でやらかした。

組み立ての手順は大まかにこんな感じだった。
①足パーツのドッキング
②筋交いのドッキング
③天板を固定する部材のドッキング
④天板のドッキング

組み立ては、
六角のねじ固定式で、一つ一つを付属の小さなL字型の六角レンチで締め上げていく。

部材がどれも重量があるためか、ねじは1か所につき、4本締める仕組みになっている。


やらかし①
脚部の前後を間違える。
この机にはそれぞれ左足と右足があり、棒上のパイプの先に、平たい部品を取り付ける。平たい部品は、微妙に前後の仕様が異なっている。
そのことには説明書と現物を見た時点で気が付いていたにも関わらず、前後を間違えて取り付けてしまう。

しかも、ご丁寧に4か所全て閉め終わったあとに、
「あれ?なんか違くね?」と気が付く始末。

おかしーなーとぼやきながら付け直す。


やらかし②
脚の組み立てで時間と体力をロスしてしまったので、それ以降は同じ過ちを繰り返すまい、と注意しながら進めていたにも関わらず、筋交いを付け間違えてしまった。上下を逆に固定してしまったため、その次に取り付ける部品がうまくつけられなくって気が付いた。

その筋交いもまた、重量感たっぷりで、計8か所もネジで固定した。
絶対に緩まないように!と願いを込めながら締めたので、緩めるのも一苦労。
おかげで汗だくだし、手の皮も擦り切れそうなほど赤くなっている。


そんなこんなで、
標準組み立て時間が45分(2名体制)と書かれた机を、2時間近くかけてくみ上げる。

出来上がった机は想像通り大き目で、小さな部屋をずいぶんと圧迫している。それでも、大きな天板のおかげで作業スペースが広くなり、この上ない快適さを感じる。

机は決まった。
あとは、部屋の中を片づけたり、電源コードを目立たぬように立ち上げながら、部屋をオフィス化していく。

環境が変わると、なんだか自分までリフレッシュしたような気がしてなんだかいい感じ。
明日からも頑張ろう。



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