ボクの受け流し術。
長いこと営業職を続けて来ましたが、営業では、プレゼンの力より、相手の希望をいかに上手く受けるか、『受け身』が大事だと心得ています。
時には、自分の考えが正しいと押し付けてくる相手もいますが、真っ向から否定すると機嫌を害しかねない、営業に影響を及ぼす危険が潜んでいます。
ボクが実践してきた受け流し術、福祉の世界でも(むしろ福祉の方で)使ってます。
『なるほど!三手』と名付けています。
なるほど!知りませんでした。
自分が知らなかった事実を伝えただけで、相手を肯定しません。
なるほど!そんな見方があるんですね。
内容はともかく、相手が考察したことだけは認めてあげます。
なるほど!そうかもしれませんねぇ。
一番厄介な「決まってるがな」には、これしかないと思ってます。
「なるほど!」は、あまり頻繁に言うと白々しくなるので、「そうか!」と入れ替えるか、後半部分だけで使用しています。
相手の機嫌を損なわないのも大事ですが、 肝心なのは、決して同意していないと貫き通すことです。
理不尽な言い分は、受け流さないと。
マトモに受けて、いちいち反抗していたら、ボクのようなガラスのハートでは、すぐに壊れてしまいますから。
最近、 SNSで絡んで来た方に、返信全て
「そうかもしれませんねぇ」
を連発したら、数回で何も言って来なくなりました。
『いいね』だけじゃなくて
『そうかもしれませんねぇ』ボタンがあれば、Twitterやら、もうちょっと穏やかになるかもしれませんねぇ。