相談支援専門員を社会福祉士の独占業務に!
第36回社会福祉士試験の合格発表がありました。
今年の合格率はなんと、58.1%
昨年は44.2%
それ以前は、国家試験のくせに、合格者が30%までに収まるよう合格点がむやみに上げられたりしていたため、試験が簡単になった訳ではありません。
ただ、姑息に点数を落とそうとする悪問、愚問は整理されたようです。
社会福祉士試験は、解答速報が割れることで有名な試験でしたから。
受験資格を得るのに、福祉系の大学卒でなければ必須の指定講習、長い期間の実習もあり、受ける人は福祉業界の人、もしくは福祉を目指す、それなりに学習された方々、もし、一般の人が一見で受けられるタイプの試験なら、合格率は恐らく20%に届かないでしょう。
難しい試験なんです。
受験された方、お疲れ様でした。
⭐⭐⭐
社会福祉士と言えば、福祉の専門知識と相談援助技術を習得した国家資格です。
で、実際に 相談支援専門員になるには、実務経験と7日間の研修を要します。
ところが、この実務経験、社会福祉士は必須でありません。
5年当てはまる福祉職をこなし、7日研修を受けただけの相談支援専門員もいる訳です。
で、何が言いたいかと言うと、
なんじゃこの相談支援は!
って相談支援員が、社会福祉士でないあるある。
もし、どこが良い?って相談されて、あそこの相談支援は止めときなはれってアドバイスしたい所、たいがい社会福祉士は いてません。
5年も福祉業界にいて、相談支援しようと志したのに、その道のプロの資格、社会福祉士は志そうともしない、そんな相談支援員がウヨウヨ居とるんですね。
社会福祉士がどんどん増えて、
あなた、社会福祉士でもないのに、相談受けて大丈夫ですか?
が当たり前になったら…
肩身の狭い思いをする前に、社会福祉士へスキルアップしておかないと淘汰されてしまうでしょう。
まあ、淘汰された方が、障がい者のためになるのは間違いないけれど。
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