写真もアート、と呼ぶ理由が気になった
「これから安達祐実ちゃんのアート展に行くの」と言う小田切ヒロさんのYouTubeをウットリ見ながら、そういえば安達祐実さんて絵も描いていらしたっけ?と、アート展というワードにハテナが浮かんだ。
ルンルンの小田切さんが現地について会場に入ると、そこにはたくさんの写真が程よい目線の高さに飾られている。展示コンセプトもあるようで、エピソードをご紹介しながら小田切さんはひたすらあなた可愛い!!ああああ可愛い!と終始頬を綻ばせながらコメントをしていらっしゃった。
写真は、、、アートなのか。。?
私はなんだかモヤっとした。
写真はめちゃくちゃに可愛くって、そりゃもう私も可能ならばお近くでうっとり眺めたいものの、それはさておき。写真が飾られたそのイベントが「アート展」と表現されていたことが妙に気になる、というモヤモヤである。
その後もモヤモヤは残りつつも気ままにネットサーフィンをしていたら、今度は襖絵を描いたりしていらっしゃる画家・絵師の福井安紀さんのポストに出会った。そこにはこんなことが書いてあった。
ああ、、、!
ああああああああああ!
モヤっとしていたものが、ふんわりと解けた気がした。何て素敵なんだろう。まさにあのイベントはアート展やないの。写真展、という表現の方が逆に違和感を覚えるくらいの、しっくり感を得たのである。
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文字も、絵も、写真も、造形も。
用途や目的がある道具やツールの一つとしても、それはそれとして機能する。一方アートと呼ばれるものは絵や造形に絞ってのみに当てはまると勝手に思い込んでいたんやなぁ。
ある時ふっと外れるこの類の“思い込み”という蓋は、全部外れるまでどんくらいかかるんやろか。永遠に終わらん気もする。
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