まずは子どもの気持ちを考える
私は普段、メールで
子育てのご相談にお答えする機会が
多いです。
お会いしてお話できないので、
どうしてもご相談を
完全に把握できない場合もあります。
なのでできるだけ、
メールで詳しく状況を確認したりします。
お悩みの深い部分を探るために
メールのターンが多くなることは
私的には問題ありません。
そんな感じでメールで
ご質問を頂く際に、
たまに気になることがあります。
それは、頂くご相談の中に、
「お子さまの気持ちが書かれていない」
ことがあるのです。
たとえば先日頂いたご相談で、
「最近、子どもが何事に対しても
やる気が感じられなくなった」
という内容がありました。
学校や塾に行くのも、
勉強をすることも、
約束に関しても、
腰が重くなっていると。
そんなご相談です。
頂いたメールの中では、
親御さんご自身が、
・こんな声がけをしてみた
・こんな接し方をしてみた
・でも、効果がありませんでした
ということが書かれていました。
ただ、お子さまは実際、
・どんな気持ちで、
・どんなことを考えているのか?
そのことがメールに
書かれていなかったんですね。
なので、私は、
まだ、お子さまと話をしてないのかな?
お子さまの気持ちを聞いてないのかな?
と思いました。
「最近、子どもが何事に対しても
やる気が感じられなくなった」
というお悩みも、
いろいろな原因があると思います。
まずは原因を掴むためにも
お子さまの気持ちを探ってみるところから
始めないといけないかなと思います。
お子さまに直接聞いて、
答えてくれる場合もありますし、
答えてくれない場合は、
客観的に見て推測しなければ
いけないこともあります。
子どもにも気持ちがあり、
事情があります。
親に話せないことも
きっとあるでしょう。
それら全部踏まえて、
まずはお子さまの気持ちを
考えてから、
じゃあどうすれば良いか?
という行動に移していくのが
良いかなと思います。