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GLIM SPANKY×仙台フィル・カルテット|勾当台公園 野外音楽堂

先週末は、夫婦ともに推しているGLIM SPANKYと仙台フィル・カルテットとのスペシャルライブのため宮城は仙台市に泊まりがけで出かけた。

勾当台公園の小さく可愛らしい野外ステージでの演奏ということもあり、天候だけが心配されたけど、相変わらずの晴れ女(自称)である。
とても心地よい秋晴れの下のコンサートとなった。

最初は、カルテットによるクラシック演奏がおそらく30分ほど。

演目の詳細はほとんど明かされていなかったので、私はてっきりGLIM SPANKYの曲にカルテットが伴奏として加わる形式のみのコンサートかと思っていたから、カルテットだけのクラシック演奏が聴けたのは個人的に嬉しい誤算だった。お得感すごい。

秋晴れの紅葉が美しい木々に囲まれながら聴く、誰もが耳にしたことがあるであろうクラシック曲の演奏。

あの素晴らしさをどう表現したらいいかわからないけど、「贅沢」を限りなく美しさに振り切って表現したらこういう空間になるのだろうと思えた。

曲の盛り上がりに合わせるように、風が吹き抜けて、頭上の木々から茶色や黄色の葉っぱが紙吹雪のようにざあっと降ってきた時なんか、鳥肌が立つくらいシビれたよ、あたしゃ。

トークも軽妙で、笑い声の溢れる時間となった。

それから、メンバー交代でGLIM SPANKYの2人だけによるライブコーナーへ。

何にも遮られることなく、空気の振動が伝わる限りどこまでも歌声と演奏が広がっていくあの感覚はフェスにも共通するけど、今回はバンドメンバーがいない分、よりストレートにダイレクトに耳に体に響いてきた。

最後にGLIM SPANKYとカルテットによるコラボライブ。これがまたよかった。

弦楽器のみで演奏されるロックってとても新鮮だったし、なんというか、個人的にGLIMに感じている上品さと力強さが一層増されている気がして、ものすごくいいものを見ている、聴いているんだとしみじみ思った。

アンコール演奏まであって、ラストはゴリゴリに盛り上げて終わったのもかっこよかったなあ。もう終始楽しくて楽しくて、幸せ。

当初1時間くらいのライブかなあと思っていたけれど、結局2時間近くたっぷり演奏してくれて、本当に贅沢で最高の時間をガッツリ楽しませてもらったねと夫と何度も振り返った。

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ちなみに夜は、近くの居酒屋「こびと」へ。

最初は、私たちお気に入りの「赤猿」という人気の居酒屋に行きたかったんだけど、あいにく満席だったので、系列店の「こびと」に行ってみることに。
(ちなみにここも週末は早めの予約必須)

ここは藁焼きが名物なんだけど、藁の香りや燻し感もさることながら、そもそもお魚がとっても美味しい。
他にもいろいろなメニューがあるし、平均的に美味しいんだけど、藁焼きだけでもかなり満足感が高い。
(ちょっと調子が悪いので復活したら画像あげます)

日本酒も飲み放題ということもあって、たくさん飲みました。ふふ。

余談ですが、個人的に1つだけ選ぶとするなら仙台は牛タンよりも海鮮がおすすめ。
さらに、これからの季節はセリを根っこまで丸々使ったセリ鍋なんかも地域によっては珍しいだろうからオススメすることも。

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秋の空に、素敵な音楽と美味しいごはん、旨い酒。

秋の魅力を存分に味わえて、まだ週が明けた今もまだ余韻にひたれるくらい充実した時間だったな。

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