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福島-宮城-山形|上り下りの大移動

飯坂温泉にて宿のチェックアウトが済むと、車で来た夫と合流。

そこから2人でプラプラ歩いてから、遅めのランチに向かったのは、福島県立美術館と図書館に挟まれた雰囲気の良いカレー屋「Curry and Spice dishes 笑夢」さん。

カツカレー。何種類かのカレーがかかっていた。
選べる2種類カレー。エビが大きい!

こちら、福島の友人曰くとても有名らしく、ひっきりなしに人が訪れていた。

そして、それも納得の美味しさ。
旅先では、その土地ならではのものが食べたい派だけど、これはものすごく美味しくて、食べられてよかった!!

食後は軽い運動も兼ねて、信夫山の烏ヶ崎展望デッキへ。

想像以上に福島を広々と見渡せる気持ちの良い場所で、思いがけずいってよかった。
気になる方はネットにいろいろと写真があがっているので見てみるのもいいかと。

それから、福島市中心市街地の南にある「御倉邸」へ。

ここだけ切り取られたように静かで穏やかな空間

こちら、とても美しくお手入れされてるにもかかわらず無料で見学することが出来る。

観光客はもちろん、地域のコミュニティセンター的な役割もあるらしく、この日も奥様方が1部屋に集まって何か作業をされていた。

広間からは、美しい庭木の向こう、眼下に大きな阿武隈川を眺めることができ、風が吹き抜けてとても心地よかった。

私も畳に足をのばして座り、くつろがせてもらう

川岸の方には茶屋があり、喫茶を楽しんだり、ベンチでゆったりと流れる川を眺めたりできるという、まさに憩いの場でとても癒された。

それから、ホテルにチェックインし、再び福島の街中へ。

私は早速2度目の福島ナイトになるけれど、前回は友人と過ごすことが目的だったし、今回は純粋に観光客として楽しもうと思う。

週末の夜はどこも混んでいるため、早めにお店を回ることに。

ちなみに、ふらっと入ったお店でいただいた馬刺し盛り合わせにあった、牛タンならぬ馬タンがべらぼうに美味しかった!

他にも馬のハツやレバーなど、珍しいものも味わえて非常に満足。

1番左にあるのが馬タン。絶品。

それから、賑わう夜の街を渡り歩き、帰り道に友人のお店があったのでのぞいてみると見事に満席!!

夫が「行ってみたい」と行ったので、それならと、一旦ホテルに帰りお風呂に入ってから、お店が空いた時間帯に再びお邪魔した。

散々飲み歩いた後だったので、あまり食べられなかったのが申し訳ないけど、夫もメニューを眺めながら「どれも美味しそうだ、決められない」と嘆いていた。そうでしょう?

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さて、翌日は蔵王のお釜を見に行くことに。

なんとも微妙な曇り空だったけど、まあお釜には山の下の天気は関係なく、見れたり見れなかったり、一説によれば綺麗に見られる確率は3割程度とも言われているギャンブルな観光地。

見られたらラッキー!くらいの運試しで、とにかく行ってみることに。

今回は宮城側から回って行ったけど、山道がとても綺麗でねえ。
紅葉もちらほら始まっていたけれど、まだ青々とした葉っぱも多い道のドライブはかなり爽快だった。

助手席からの眺め

途中、雨が降っていたらしく、道路が濡れているのがまた艶々していて美しかった。

それでも山頂に近づくとすっかり道路は乾き、太陽ものぞいてきて、「これはワンチャンあるのでは…?」とうっすら期待を寄せてみたけれど、

お釜の気配すらない。笑

なんっっっも見えなかったぞ!!!!!!

いやー、いっそ清々しいね!

お釜のすぐ下までは晴れて開けていたのに、いざ展望台の駐車場にはいるあたりでそれはそれは濃い霧が。
ま、今回はご縁がなかったということで!残念だけど、これが自然だから。

むしろこういう景色はメディアじゃほとんど見られないんだから、逆に貴重な光景が見られたな~と思えるタイプです。お得です。

切り替えて、お次は山形方面に山を下っていく。本当、お釜周辺以外めっちゃいい天気だな!

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到着したのは、松尾芭蕉でも有名な山寺。

とにかく階段。
芭蕉と曾良。光の射し方が神々しい。
山寺、意外にも岩の造形が見ごたえある。

とにかく階段。ずっと階段。これ真夏は本当に厳しいと思う。
ただ、この時期は暑いことは暑いけど、風は涼しく、木陰もあるので、思っていたよりはキツくなかったな。

有名な五大堂展望台からの景色は、写真で見るとなんかそうでもなかったのであえて載せないことにする。笑
ハアハア言いながら登った先に、自分の目で見るものは超えられない。

さて、とにかく上り下りを繰り返した後は、本日の宿のある目的地へ。

燃えるような空が印象的だったこの日の夕焼け

つづく。

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