パーキンソン病とは

パーキンソン病とは、脳内のドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が減少し、筋肉のこわばりが生じたり動作が遅くなったりする難病です。進行性の神経変性疾患です。

症状としては、片側の手足の震えや動作がぎこちなくなる。それが両手足に広がって筋肉が硬くなり動きづらくなる。姿勢は前屈みとなり、足が一歩も出ないが、いったん歩き出すと止まれない。表情がなくなる。

症状における留意点
ON-OFF現象があるため介護度や一度お会いした状態だけで利用者を判断 しないようにす。
・朝の時間帯はOFF状態であることが多い。
・体感のバランスが悪いので転倒に注意する。
・目が見えにくいので移動動線は明るめにしておく。
・季節の変わり目や急な温度変化で体調をくずすことがある。

運動機能障害だけでなく自立神経障害もあります。頻尿、排尿障害、便秘に悩ませられます。

症状を軽くするために
・薬により進行を抑える。
・リハビリテーションによって体の機能を維持し、運動障害を改善。

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