ALSの方への住環境支援法

ALSは進行性の病気なので状態に合わせて福祉用具も変更が必要です。

初期症状では、一般的な手すりや入浴補助用具で日常の生活を支援できます。

なるべく筋肉に負担がかからないような住環境にしてあげてください。
筋肉に負担がかかりすぎると「筋破壊」がおきます。(進行が早まります)リハビリでもALSの方に筋トレはしないのが常識です。
しっかりとリハビリの先生と相談して行い、住環境もアドバイスしてもらえるといいかもしれません。

ベッドの導入は起き上がり、介助負担軽減だけでなく、姿勢自体も起き上がるタイプがいいでしょう。

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歩行困難の場合は電動車いすを使いましょう。
この時に自由に動けるスペースが欲しいので、ベッドは広いリビングに置くなど環境を見直しましょう。

コミュニケーションの支援方法は日々進歩しています。
声による会話ができなくなくても、スマートフォン、パソコンやタブレットなど使い慣れた機器を使ったり、「コミュニケーションボード」と呼ばれるイラストや文字が書かれたボードを使ったり、「口文字」といわれる唇の形や瞬きなどで意思を読み取るなど、様々なコミュニケーション手段があります。
腕や手を動かせる場合は、筆談などで意思疎通できます。
また、ALSを発症しても五感はそのままなので、音楽を聴いてリラックスしたり、美味しい料理を味わったり、アートを楽しんだりして心のケアにも心配りをしましょう。


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