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良かれと思ったアドバイスが、お客様を追い詰める
こんにちは、1人サロン集客の先生、加藤ヒロキです。
セラピストとして、毎日お客様の健康をサポートする中で、「もっと良くなってほしい」と心から願っていますよね。
その思いが強いほど、つい「これも役立つ情報だから伝えたい!」とたくさんのアドバイスやセルフケア方法をお客様にお伝えしたくなります。
でも、実はこの「良かれと思って」の行動が、お客様にとって負担になってしまうこともあるんです。
今日は、私自身の経験から学んだ「お客様のお腹をいっぱいにしない」ことの大切さをお伝えします。
情報を詰め込みすぎて、お客様がキャパオーバーに
以前、私はあるお客様に対して、たくさんのセルフケア方法をお伝えしていました。
「この方法も効果があるし、これも試してほしい」と、施術のたびに新しいアドバイスを追加していったんです。
私としては、「早く良くなってほしい」という思いからの行動でした。
ところが、ある日そのお客様からこんな言葉をいただきました。
「 加藤さんにたくさんセルフケアを教えていただいたのに、全然自宅で実践できていなくて……。
私、こんな自分じゃ申し訳ないなと思ってしまって、通うのが負担に感じるようになってしまったんです。」
この言葉を聞いて愕然。
私は「お客様のために」と思って情報を提供していたつもりでしたが、それが逆にお客様を追い詰めてしまっていたんです。
たくさんの情報が、お客様の心の負担や不安になってしまったんですね。
情報を減らすことが、お客様のためになる
この経験から学んだのは、お客様にとっての「わかりやすさ」と「実践しやすさ」が最優先であるということです。
どれだけ良い情報やセルフケア方法であっても、それが「お客様ができる範囲を超えるもの」になってしまったら、かえって逆効果になります。
つまり、大切なのは「情報量」ではなく、「再現性のある情報をピンポイントで伝えること」です。
お客様が実際に「できる!」と思えるセルフケアを1つだけでも持ち帰っていただき、それを継続してもらうことが、長期的なサポートにつながります。
良かれと思う行動が、お客様にとって最善とは限らない
私たちセラピストは、お客様の健康や美容を願って、できるだけ多くの知識や情報を提供したいと思うもの。
でも、あれこれと伝えすぎてしまうことで、かえってお客様を追い詰めてしまうこともあると覚えておきたいですね。
お客様が「これならできる!」と感じられるシンプルで再現性のある情報をお伝えすることが、本当にお客様のためになるのだと、私自身の経験から学びました。
情報は少なく、でも確実に届ける
「お客様のお腹をいっぱいにしない」こと。それは、情報量を抑えることではありません。
お客様が心地よく、安心して「また通いたい」と思える環境を作ることに他なりません。
サロンで提供する情報が少しだけでも、それが「確実に役立つ」ものであれば、お客様にとってそれ以上の価値はありません。
大丈夫。
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