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こんなコーチは嫌だ!— 思い通りに進まずにキレ出すコーチ編
こんにちは。「自分の強みを活かす」ギャラップ認定ストレングスコーチの加藤ヒロキです。
この「こんなコーチは嫌だ!」シリーズ、予想以上に反響をいただいているのですが、残念ながら(?)、ネタにはまだまだ困りません。
なぜなぜを繰り返す尋問コーチ↓
自己啓発系セミナーコーチ↓
今回のテーマは「思い通りに進まずにキレ出すコーチ」。
「コーチって優しく傾聴しながら、相談に乗ってくれるものじゃないの?」
と思いますよね?
私もそう思っていました。
でも実際、コーチングの場でなぜかイライラし出すコーチがいたんです。
またしてもコーチングの罠へ…
これまで散々コーチングで痛い目に遭ってきた私ですが、「今回は大丈夫かも?」という淡い期待を抱きながら、またしてもコーチングを受けることになりました。
きっかけは、またもや友人の紹介。
「この人、すごくいいから! 絶対に受けてみて!」
こう言われると、なぜか断れない。
そう、私は推しに弱い。
そして、今回のテーマもやっぱり「転職相談」。
20〜30代の私は本当に転職で悩んでおりました。
今回のコーチは週末起業の女性コーチ
紹介されたのは、会社員として働きながら、副業としてコーチングをしている女性。
「副業か……大丈夫かな?」
これまでの経験から、私はすでにコーチングに対して不信感を抱いていました。
本業でもないのに、ちゃんとしたコーチングができるのだろうか?
でも、先入観で決めつけるのはよくないと思い、言われるがままに受けてみることにしました。
今回のコーチは、見た目は知的で、とても真面目そうな雰囲気。
「今度こそ、まともなコーチかもしれない……!」
そんな期待を胸に、コーチングがスタートしました。
開始直後から漂う違和感
コーチングが始まると、すぐに気になったのが、コーチの表情がやたらとこわばっていることでした。
緊張しているのか、それとも真剣に向き合ってくれているのか……?
最初はそんなふうに思っていたのですが、話を進めるうちに違和感は確信へと変わりました。
「あれ……? この人、私の答えにイライラしてない?」
コーチの「予定調和」を乱すと不機嫌になる
私が話すたびに、コーチはなんとなく不満そうな表情を浮かべている。
「もしかして、私、何か間違ったことを言った……?」
いや、そんなはずはない。
だって、コーチングは自由な対話の場のはず。
でも、どうやらこのコーチには「こう進めたい!」というシナリオがすでにあったご様子。
私がその予定調和を乱す答えをすると、表情が険しくなる。
口調が少しずつ厳しくなる。
そして、ついに……
「そうじゃなくて!!」
途中でコーチの声のトーンが一気に上がりました。
「そうじゃなくて、加藤さんが本当にやりたいことってこういうことですよね?」
決めつけられてる……!?
そして、明らかにイライラしている。
さらにコーチの表情はどんどん険しくなり、とうとう「そうじゃない!」と声を荒げる場面まで出てきました。
さすがに、この瞬間、私は心のシャッターを完全に閉じました。
相談相手が不機嫌になったら、もう何も話せない
コーチングって、「安心して話せる場」であるべきだと思うんです。
でも、目の前の人が不機嫌そうだったら?
しかも、こちらが相談しているのに、コーチがイライラし始めたら?
そんな状況で、本音を話せるわけがないですよね。
私はもう、完全に相手の顔色をうかがいながら話をするようになってしまいました。
「この答えなら、機嫌を損ねないかな?」
「こう言ったら、また否定されるのかな?」
こんな状態で、相談なんてまともにできるわけがないかと。
そして、またしても「コーチング不信」に陥る
当然のことながら、このコーチングも一回限りで終了。
私は改めて思いました。
「コーチって、結局、自分の考えを押しつける人ばかりなの?」
これまで、尋問スタイルのコーチ、マニュアル通りのコーチに振り回されてきましたが、
今回は「コーチが勝手に結論を決めて、それに従わないとキレる」という新パターン。
またしても、コーチングに対する不信感が募る結果となりました。
私にとってのコーチングとは?
私にとってコーチングとは、「クライアントの未来を変えるもの」 です。
だからこそ、
・相談する人が安心できない場を作ること
・決めつけたり、誘導したりせず、クライアント自身の答えを尊重すること
これは、コーチにとって最低限大切なことだと思うのです。
自分の思い通りの答えが返ってこないからといって、イライラするようなコーチングでは、相談している側は「相談してよかった」と思えない。
私は、コーチングを受けた人が、「誰かの決めた答えに従うのではなく、自分で納得できる選択をするためのサポート」をする存在でありたいと思っています。
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