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渡したいのは、ものに込めた気持ち

誰かにプレゼントをしようと思った時、考えるのは"予算"それとも"相手が欲しいもの”でしょうか。それよりも大切なのは"気持ち"ですが、いくら気持ちがこもっていても、( 逆に気持ちがこもりすぎているものも) 困るものってあります。

ならば、何がいいのかと言えば、それは生活してる何気ない会話の中でふとポロっと出た言葉の先にあるものじゃないかと思います。



「あれ〜ないなー・・・。どこいっちゃったんだろう。」

「なに探してるの?」

「えっと・・・なんでないんだろう。」

「・・・なに探してるの?」

「財布」

「きのう、コンビニ行ってたじゃん」

「あれはPayPayで払ったから、持ってってなくて。そういえばエコバックもどっかにあったはずなんだけど」

「じゃぁ、代引きの時は?」

「あれも、玄関に置いといたから、ちがくって」

「鞄の中なんじゃないの?」

「もう何回も見たけど、無くって、いつも使ってる鞄なんて1つだし」


「靴の裏とかは?」

「そんなとこにあるわけじゃん」

「冷蔵庫の中とか」

「あのねー、ボケてるわけじゃないんだから。財布を冷やすわけないでしょ」

「・・・あれ?これ。」

「えっ?あった?」

「ほら。」

「げっ、なんでゴミ箱に入ってんのよ?」

「逆に、知っててやってたらすごいよね。」

「ゴミ箱が収納みたいな?」

「そうそう。誰か来た時も「あーー!そこにゴミ捨てないで!」って。」

「見た目がすごいゴミ箱なのに?」

「そう。」

「・・・ばっかみたい。」




さて、なにをプレゼントしたいと思いましたか?






ランドリー・・・

どこか懐かしさを感じる、帰る場所としての「 写真 」「 道具たち 」を扱っております。


 [ ものがたり ] 盆暮れ正月となれば、何かをするためというわけでもなく、とりあえず帰ろうとする。でも「 帰ってきた 」と、心から深くそう感じられる場所へ、ふと帰りたいと思って振り返った時には、いつの間にか、もうその場所はどこにも無いと気づくこともある。そんな時に、何気なく撮っていた一枚の写真がその役割を果たす時があるように、家のどこかでなにか見覚えのあるような道具たちも、心の帰れる場所があるのでは?と思ったのでした。みなさんにとっての「ただいま」を、感じてもらえる体験となれたらと思います。



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