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「上条早樹ライブ活動26周年」にお邪魔して来ました!

先日 MKスタジオで開催された「上条早樹ライブ活動26周年」イベントにお邪魔させて頂きました。私が大好きで尊敬している女王様であり史上最強、最高なパフォーマーの早樹さん。どんなショーが観れるのかとドキドキです。

早樹さんは勿論、他のパフォーマーの方々のラインアップがとても豪華。個人的にとても楽しませて頂いたのは栗鳥巣さんの演目、「下条早樹」。思わずゲラゲラ笑うと同時に「ヤバい…早樹さんの身のこなしや表情、完コピや…」と見入ってしまいました。オーガナイザーである風見蘭喜さんのパフォーマンスを初めて見させて頂けたのはとても衝撃的。普段はとても温厚そうで、チャーミング、笑顔がまぶしい蘭喜さん(入場した際も蘭喜さんが自らが迎えて下さり「こちらへどうぞ〜」とスマイルでご案内して下さったのです)がまさかあんな(敬意を込めて言わせて頂きます)極悪なことをなさるだなんて…とてもいい刺激になりました!

トリは我らの上条早樹様。相変わらず、凄い…類い稀ないスピード感、エンターテイメント性、オーラ、容赦ない責め方…早樹さん以外が絶対に真似できない「上条ワールド」がそこにはありました。ただカッコいいだけじゃない。前述の「下条早樹」さんへのオマージュも組み込まれていて、ユーモアもところどころに織り込まれているのも早樹さんらしい世界観でした。一つのショーで観客を笑わせ、ビビらせ、感動させ、興奮させてしまう。上条早樹様の世界には何度も何度も圧倒されてしまう私なのでした。

2018年9月、サンフランシスコにて。
先日早樹さんが下さった一枚。
ポージングをしている訳ではなく、真剣にラーメン屋を探しております。

思えば早樹さんと初めて会ったのは2018年の Folsom Street Fair。早樹さんと私の共通の友人が「Sakiがサンフランシスコに来るから、アシストに入ってくれ!」と招待してくれたのでした。業界に入りたてだったあの頃。右も左も良く分かっていない状態でご迷惑をおかけしたかと思いますが、上条組とベイエリアを回れたのは今でも私にとってとても大切な思い出です。

早樹さんのショーを初めて見させて頂いた時、まず圧巻されたのは「早い」では片付けられない早樹さんのスピード感全開の縄捌き。緊縛ショーを見ているとなんとなく「次の展開はこうかな」だとか「ここにかけて吊るのかな」だとか先が読めるのですが、早樹さんのショーでは先読みする能力が完全に遮断されてしまうのです。むしろ「え、こうなるの!?」「わ!ああなるんだ!」という風にショーが進んで行く。目も頭もなかなか追いつけないまま、ただただ圧巻されてしまう。そして一瞬で観客を虜にしてしまい、見ている者全員が大盛り上がり。ショーが終わると「日本のミストレスはやっぱり凄いね!Sakiみたいな人はこっちにいないよ!」と現地の人に何度言われたことか。生意気にも「あんな風にショーを進行できるようになりたい!」と心から思わされるようになりました。

そんなカッコ良すぎる早樹さん、舞台裏ではとても優しくて、フランクで、「down to earth」(「気さくで話しやすい」「気取らない」「落ちついた」といった意味を持つスラング。ベイエリアでは何人もの方が私に “I love Saki, she’s so down to earth!” とおっしゃっていました)な方。早樹さんの受け手への心配りやアフターケアもとても勉強になり、これを一番見習わなくてはと思わされました。

実は私は早樹さんに今は無きDX歌舞伎町(デラカブ)の舞台に上げて頂いたこともあるのです。まだ女王様デビューしてから日が浅く、勉強がてらにデラカブで開催されたSM興行を見に行った時のこと。早樹さんは集団調教をされていたのですが、観客の中にいた私を見つけて「手伝って〜」と舞台に上げて下さったのです。閉館してしまうデラカブのステージに上がることなんて夢のまた夢だった私にとっては奇跡的、幸せすぎる経験をさせて頂いたのです。

改めてまして、早樹さん26周年おめでとうございます!これからも上条早樹様ファンであると共に、後輩女王様として沢山勉強をさせて下さい!

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