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大学生がヨーロッパ一人旅を実行するまでにしたこと|ヨーロッパ旅行記⓪


2024年9月5日~9月20日まで、ヨーロッパを鉄道で周遊旅行してきました。
旅行する際に、ネットの海に漂う無限大の旅行ブログの断片的な情報に大変助けられたので、自分自身も先人に倣い、ブログを書いてネットの海に放流することに決めました。

自己紹介

22歳の大学四年生。
就職活動が終わり、夢だったバックパッカー旅をしてみることに。
20歳の時に初めてタイ・バンコクに4日間海外旅行を経験。
大学三年の夏休みに、二カ月間フィリピンへ語学留学の経験あり。
ただ、英語力は高校時代に学年最下位を記録したことがあるくらい出来ない。

ヨーロッパ旅行を決意するまで

元々、海外旅行にはとても興味があり、いつかは旅行したいと考えていました。特に、無職旅さんというYoutubeチャンネルをよく見ていたので、大学三年生になるころには、海外に一人旅するの楽しそうだなーなんて思ってはいました。

でも、いざ海外一人旅をするにあたって、ただの大学生が行くには大きな問題が3つ存在します。

英語力

とにかくどこに行くにしたって英語力は必ず必要だと、当時大学3年生でパスポートすら持っていなかった私は強く信じ込んでました。
自分は、学年最下位を取るくらい英語が苦手だったし、自分が外国人とコミュニケーションを取れるなんて毛頭思わず。

実際に帰ってきて思ったのは、英語が話せなくても海外一人旅は出来ると思う。今だと翻訳アプリもあるし、ヨーロッパの人は英語が第一言語じゃないから、喋れなくたってどうにかなります。
ただ、英語が喋れた方が明らかに旅の質は高いものになるのは間違いないです。
ドミトリーで出会った人と仲良くなったり、現地の人と一言二言会話できるだけでも、旅で得られるものは大きく異なってくるだろうなと感じます。

とは言いつつも、英語は一朝一夕で身につくものでもないので、海外旅行受け答え英単語帳みたいなのだけ持ってくといいかもしれないです。
とにかくバックパッカー旅をしてみたい!ということなら、英語力が絶対必要とは言い切れないし、それより大事なものがもっとある(後述)。

予算

これは、大学生が海外旅行する際にはいつだって直面する問題である。
例えば、ヨーロッパまでの航空券や宿代、食事代、観光費を考えると、最低30万円は必要になってくる。それに、事前準備や緊急時とかも考えると……

人それぞれだと思うので自分に合ったやり方がいいと思うので、いくつかパターンを紹介。
①とにかくバイトでためる
これが一番王道かつ堅実な選択肢だと思う。リゾートバイトなどで一括で貯めるもよし、毎月ちょっとずつ貯めるよし。
②親に頼る
このためには、まず実家が裕福じゃないとダメ+卒業旅行など何かしら親が支援してくれる理由が必要です。
誰もが選べる選択肢ではないです。
③借金
意外にこのパターンの人も多い。消費者金融とかではなく、カードの枠いっぱいまで使って旅行して、帰国してから返済するパターン。大学生の場合、枠が狭いという可能性はある。

ちなみに自分は、②と③の合わせ技で行きました。
基本的にはカードの枠の限りで支払い、緊急用で親のカードを1枚だけ借りました。
普通に考えたら、貯金していくのが一番だけど、旅の楽しい気持ちを持って帰って返済していくのも楽しいですよ。


カードの枠は、大学1年の時から日常の支払いを全てカードにするのをお勧めします。
自分はエポスカード(メイン)、楽天カード、三井住友カードの3枚を持っています。日常からカードで支払うことで、信用力が上がって枠が増える上に、エポスゴールドのインビテーションが受けられました。
そのおかげで、エポス50万、楽天30万、三井住友30万の枠があったので旅をするには十分すぎる枠になりました。
ゴールドカードだとカード付帯海外保険も拡充するし、空港ラウンジ使えるし良いことづくめです。
エポスゴールドは、半年間で30~50万ほど使えばインビテーション来るらしいので、意外にすぐです。旅行好きはおすすめ!


時間

これは、正直前2つに比べると大した問題ではないです。
大学生なんて人生の夏休みなので、暇な時間は結構あります。ただ、時期を見誤ると、1,2年はバイト三昧、3年から就活や研究、卒論など意外に時間が無くなってきます。
ちゃんと自分の時間を整理してから計画したほうがいいですね。

ヨーロッパ旅行を決意する

そんなこんなで、ちょうど大学4年生の5月。
私は就職活動が終わり、大学の残り単位を取りきるだけという暇な時間がやってきた。そこで、バックパッカー旅を決意した。
お金はカードでがっつり払い、バイト代&将来の初任給で賄うことにした。運よく初任給の高い会社から内定を頂いたのが後押しした。

英語も、暇な時間にちょくちょく勉強していたので、TOEIC635点程度の英語力は手に入れていた(特にリスニングが高く、最低限の日常会話が出来るレベル)。

これで、英語力・予算・時間の問題全てを解決したのだった。

準備したもの

旅行するうえで用意したものは以下の通りだ。

①航空券
これは、なにより先にチェックした。パリから旅を始める予定だったので、スカイスキャナーで調べると、
9月5日成田発、北京経由の中国国際航空のフライト(7万8378円)
9月19日ミラノ発、北京経由の中国国際航空のフライト(6万6174円)
があったので、Trip.com経由で予約しました。

②バックパック購入
バックパッカーになりたい割に持っていなかったので、購入した。

バックパックを購入するうえで意識した点は、
・ちゃんとしたブランド(破けにくい、丈夫)
・メッシュ背面パネル
・腰ベルト(これがあるだけで肩の負荷が全然違う)
・上、横、底にアクセスできるチャック
・レインカバー付き
・ボトル入れがある
・機内持ち込みがギリギリ出来るサイズ

この全てを兼ね備えているのが、このテルス45です。めちゃくちゃ使いやすかったので、おすすめです。

③パリの宿予約&ミュージアムパス予約
とりあえず一番最初のパリの宿を予約しました。宿は全てBooking.comで予約しました。予約回数で割引が大きくなるので、バックパッカー旅ならBooking.comで間違いないです。
ついで、パリミュージアムパス・ルーブル美術館の入場予約だけしました。ちょうどパラリンピック開催中で、ルーブル美術館の入場予約が埋まってしまう可能性があったので、これだけ日本で事前に行いました。

④ユーレイルパス購入
今回、都市間の移動は主に鉄道で行うことにしました。世界の車窓からに憧れてたんですね。
ユーレイルパスは、自分の旅程から7日間分使えるものを予約しました。サイトから購入して、アプリを入れとくだけなので、かなり簡単です。

ただ、私は知らなかったのですが、Eurostarなどを乗る予定の場合は、かなり前のうちから予約しないと、すべて埋まってしまいます。

⑤その他グッズ購入
これ以外に、ダイヤルロック、ワイヤーロック、南京錠、地球の歩き方、機内用に電子書籍の漫画や本などを購入しました。ネックピローやアイマスクは持っていました。

また、別の機会に必要な荷物紹介の記事を書こうと思うので、その際に詳しく説明します。

ただ、これだけの準備で当日を迎えました。とっても簡単です。

今後は、旅しながら書いたヨーロッパ旅行記をつづっていきます。
バックパッカー初心者の慌てふためく様子をご覧ください。

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