カバードアグレッションの対処法
前回はカバードアグレッションの見分け方を説明したが、今回はその人たちにどのように対処していけばよいか5つの方法を用いて紹介していきたい。
1、線引き
これは自分がカバードアグレッションされたときに、どこまでは受け入れてどこまでがNoなのかのラインを決めておくことが必要である。要するに誰からでもされて許さない事を決めておく。僕の場合は酒を強制的に飲まされることや人の愚痴をたくさん言う人、家族をバカにすることなどである。この線引きするところをしっかりノートに書いておくと尚良い。さらにノートに書くときにいくつかのポイントを押さえておくことが必要である。まず自分の耐えられる限界を知ること。次にその限界を超えたときに相手に何をするのか考える必要がある。そして相手の利益は何なのかを考えて、いざというときに相談できる友達がいるかを全部網羅してノートに書いておくと、なおさら良い。
2、やってくる相手の戦略を考える
これは相手が嫌がらせをしてきたときに、どういうふうに自分をコントロールして、自分になにっを求めているのかを考えることである。明確な到達地点が分からなくても考えることが重要である。そこで考えて逆のことを言って相手が反発したら、相手の狙いが分かることになる。これは要するに心理戦するときと同じテクニックである。
3、言い訳を一切認めない
もし相手が言い訳をしてきたら、一切認めないことが必要である。少しでも譲歩すると相手はそのすきを攻めてくるため、絶対に譲歩しない事が求められる。その言い訳をしてきた場合、言葉ではなくて行動で相手を説得させる。例を挙げると、「そう言ったのはわかっているけど、実際このように行動したよね」など、行動で反論することによって、相手は追い込まれていく。
4、ダイレクトに要求する
カバードアグレッションの特徴として回避傾向があることを述べたため、基本的に変化球の返答をするため、ダイレクトな要求を受け入れる必要がある。譲歩や曖昧さを利用して、言い訳を一切認めずにする。カバードアグレッションの人は直球の質問とマウント取られるのが嫌いなため、究極は2択の質問をすることである。
5、それでも強いため、win-winの関係性を作る
このカバードアグレッションの人は一見イメージとしては良い人なため、とても強いことがいえるため、許さないラインだけを決めてお互いに良い関係性になることも選択肢の1つである。カバードアグレッションの人は負けを嫌い、追い込むと逆に攻撃してくるため、とても扱うのが難しいのが言える。
このようにカバードアグレッションの人の対処法を述べてきたが、カバードアグレッションの人はとても厄介で扱うのが難しい。そのため、この1から4までの方法は使いすぎると、逆に相手になってずっと嫌がらせをしてくるため、見極める必要がある。是非参考にしてみてほしい。
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