知識をアップデートする
今、コロナによって多くの雇用が失われている。その中でコロナの情報だけでなく経済や政治、データなどの知識をアップデートする必要がある。アップデートとは今までの知識や経験を新しく更新して付加していくことである。なぜなら、AI革命によって日様々なものがデータ化して変化しているため、昔に学んだ知識では到底追いつかなくなっている。しかし今の社会人は学ぶ意識が少ない。
これは2019年に転職サイトで行われた社会人の勉強時間である。全体の30%が勉強していないという結果になった。そして週に1時間から3時間という人が42.6%となった。これはとても少ないと思われる。特に大学生の勉強時間を海外の学生と比較するとよりわかりやすい。
この2つのグラフは大学生の勉強時間を日本とアメリカで比較したグラフである。日本の学生は週に5時間未満が多数を占めているのに対して、アメリカでは基本的に週に平均して12,13時間に勉強している。なぜこのように日本とアメリカで差が出ているのか。また日本の社会人の学ぶ意識が少ないのか。それはいくつかのポイントがある。
ポイントとして日本は就職する時に大学の成績を見ないということである。この影響によって大学生は楽な授業を取り、楽して大学を卒業しようと思う傾向になる。そのため、学生が授業に偏って教授は自分の授業の生徒が少ないことから自分の研究に集中できるといったサイクルが完成されている。そのため、大学生は有意義に自由に過ごしているからこそ勉強時間が少なくなっていることが言える。また、ポイントとして自己投資の概念が希薄であること。これは自分を成長させるという意識が薄いからである。特に今までの時代は終身雇用の意識が強く、大企業に就職したらもう生涯安定するという物語が生まれていたからであり、そのため自分のキャリアは自分で創るといったマインドがないからである。
このように社会人が勉強する意思が低いことを理解したうえで、新たに知識をアップデートして自分自身を成長することが大切である。知識というのは誰にも奪われないため、とても大切なものである。そのため、勉強や読書は必須であると思われる。
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