マヨラーは現代の高杉晋作
鬼に金棒、楽しく生きる人にマヨネーズ
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
「自ら機会を作り機会によって自らを変えよ」
世の中には主体性を謳った名言がたくさんあります。その中でも上の二つはすごく好きな言葉です。ただ、背中を叩かれて背筋が伸びるように「よし頑張ろう」と思う一方、このビッグワードを前にたじろいでしまうことも多い気がします。
でも、世の中に目を向けてみると、主体的におもしろく、いろんなことに向き合う人がいました。『マヨラー』(※)と呼ばれる人たちがまさにそうです。
マヨネーズというアイテムひとつで、好きなものをもっとおいしく、嫌いなものをそれなりにおいしく食べる工夫をする人たち。むしろマヨネーズを食べたいから何かを探すという逆転の発想かもしれません。
さきほどの名言もマヨラーの手にかかると…
「おいしいものもなき世をおいしくマヨネーズ」
「自らマヨネーズを作りマヨネーズによって自らを変えよ」
やはり、マヨラーは高杉晋作でありリクルート的なのです。人生や仕事のマヨネーズを手に入れたら鬼に金棒、楽しく生きたい人にマヨネーズです。
マヨネーズisスキル
となりますと、全人類マヨラー説を唱えても差し支えない気もしますが、これはなんか違うと思っています。
上の名言にマヨネーズをかけたので少しややこしくなってますが、そもそもマヨネーズとは何か。以下のように考えてみました。
マヨネーズとかけまして、良い広告コピーと解く
その心は
“かける(書ける)とうれしい前向きなアイデア”
マヨネーズは何かしかの不をハッピーで解決するものです。マヨネーズという言葉が持っているチャーミングさから言っても、ドレッシングの本質を考えても、ポジティブな要素が大切な気がします。
これは気持ちの問題というよりスキルの問題です。アイデアを持ってご機嫌を発見できる人こそ、マヨラー3.0と呼ぶにふさわしい。そう考えると、マヨラーは稀有な存在ではないでしょうか。
国民総マヨネーズ
マヨネーズのすごいところはそれをシェアできることです。人のためにマヨネーズを発揮したとしても自分もそのプロセスが楽しい。自分のマヨネーズで誰かも楽しくご機嫌になる。そんな風にマヨネーズは偉大なのです。
マヨネーズを持ってる人が少ない社会では、ブロッコリーが放ったらかしになったり、食べられる人が我慢して食べるような状況になりかねません。あるいはブロッコリーをブロッコリーのまま食べる方法しか思いつきません。
なので、これからはもっとマヨラーが必要なのです。マヨラーがたくさん増えて、国民総マヨネーズを増やしていく。そんなのどうでしょうか。国民総幸福量のKPIくらいにはなれそうです。
※マヨラーを例に出すのは少し古い
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