チョイスの前髪
ダイヤモンドZAIの最新号に「人新世の資本論」で有名な斎藤幸平さんの対談が載っていた。
「SDGsは大衆のアヘン」と言っちゃう考えからこの手の雑誌に出るのが意外だった。
脱成長の必要性を訴える斎藤さんと、資本主義のエンジンのひとつである投資の話がどう結びつくのか正直わからなかった。
でも、たしか、ダイベストメントやESG投資などに触れ、「自分のお金がどうゆう使われ方をするかに意識的であること」の重要さを訴えていた。
コロナ禍で政府の対応なんかを見ていると、手の届く商圏の中で、自分の意志を込めたお金の使い方をしなきゃまずいことになると思った人も多いのではないだろうか。
社会は、自由な良心と行動、そして良心的な義務に支えられている。
それにはまず自由な良心に知ってもらう必要がある。それがないと始まらない。
チョイスの女神も前髪しかないと思うから…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?