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言葉を大切にしたいっていう話

今回のテーマは、毎週金曜日の社会勉強でお世話になっているcafe causaにて、オーナーの遠矢さんが2週間くらい前に語っていたこと。
そう、「言葉を大切にしたい」っていう話。
僕も同感だ。

本人のニュアンスと一致しているかどうかはさておき、僕は基本的にはこんなふうに考えている。

以前書いた記事↓でも触れたように、言葉はときに暴力にもなりうる。

だから、使い方には常に気を遣う必要があると思っている。

そして、自分が話すときに使う言葉は、自分の耳をとおして自分でも聞くことになる。
だから、基本的にはポジティブな言葉を使うように意識している。

それと同時に、ネガティブなことばかりいう人、人の悪口や文句ばかり言う人のそばには近寄らないようにしている。

自分の耳に入ってくる言葉って、ある意味、おまじないのように自分自身の心のありように対して影響を与えるものだと思っているから。

さて、この手のことを書いたり話したりするときに、必ず思い出すことがある。
もう10年ちょっと前のこと。
僕が担当していた実習の全体リーダーを担ってくれた学生(当時3年生)が話していた決意だ。
うちのゼミ生でもあったため、個人面談の際にその話を聴くことに。
「リーダーが後ろ向きなことを言っていたら誰もついてこない。だから、私は後ろ向きな発言やネガティブな発言を絶対にしないと決めています。」
それを目の前で毅然として語っていたその学生の、その時の迫力というか覚悟を決めた雰囲気はいまでも忘れない。ほんとに気持ちがいいし、頼もしいなって感じた。
おそらく、その学生は、言葉の持つ力というものをちゃんと理解していたのだろう。

その昔、プロのコピーライターである渡辺潤平さんから教わった、キャッチコピーをつくる際のコツである「なにを言うか?どう言うか?」にも繋がる感じだなって思った。

さいごに、もうひとつ。
何かを伝えたい時、共通言語を持っている相手ならば伝えやすいだろう。
でも、それがない相手の場合にどうするか?
その場合には、相手の思考にあわせ、言葉を編集する必要があるだろう。
ただし、本来の正しい言葉の意味を理解しているかどうか、特定の言葉に対してどのような印象を抱くか等、その部分に差がある場合は双方向のコミュニケーションによって、そのズレを修正しながら伝えるようにしないと、ちゃんと理解してもらうことは難しいだろう。
先日の話は、どっちかというと、こっち系の話だったと思う。

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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