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【倶利迦羅不動寺】オリジナル刀展示ケース製作日記③ 塗装品組立

大塚巧藝社さんが運営している刀のfacebookグループ「とうさろ」経由で頂いた本件、第3回です。
部品の塗装が仕上がったので、外装部分だけ組み立てるところまで行いました。

3日前に塗装前の状態で一度組立確認をして動きを確認しました。
塗装前に寸法の確認(設計通りに出来上がっているか)や、稼働部の確認などしておきたかった為です。
これについては以下にまとめています。


①塗装が完了

とても良い感じの色味に仕上がりました。
やはり塗装が入ると一気にそれっぽくなります。

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因みに塗装前がこちらです。

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これが、

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こうなります。

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これは、

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こんな感じです。

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②アクリルカバーも完成

厚み8mmなので、これだけでも結構重いです。
長手方向が1.8mもあるので寸法がきっちり出るか不安だったのですが、ここはバッチリでした。

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が、別の場所で問題が…
接着剤が3mm位はみ出ている…(ガーン。。。)

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この接着剤はアクリルを溶かしてくっつけているので取れません…
非常に無念ですが、作り直す事にしました。
見栄えに影響するので妥協できない所ですね…。
刀鑑賞時に刀以外で気になってしまう箇所があるとなかなか刀の鑑賞に集中出来ないので、そういった部分を極力排除する事が良い展示ケースに繋がると信じています。


③バックボードは少し完成

刀の背景部分にあたるところです。
上の黒いのがクッション材、下が木材です。

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貼り合わせます。

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このあと布をかぶせますが、これはまた後日。


④組立

という事で組み立てました。

ドゥルドゥルドゥル・・・(ドラムロール)

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ジャン!

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でか

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角度を変えると、

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⑤終わりに

こんな感じになりました!
部屋のキャパが限界を迎えているので早く確認して送ってしまいたいです…

まぁこれは冗談ですが、ここからも緊張する作業が続く(刀を飾るまで)なので、気を抜かないようにしたいですね。
重心は比較的安定していそうです。
ここは上手く行って良かったです。


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それでは皆様良き御刀ライフを~!

続き↓


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