刀装具を短期間で買いすぎて起きた問題
刀装具を短期間で買いすぎたが故に起きた問題があります。
皆様もこれを読んでどうかお気を付け頂ければ…。
以下のツイートをしてから刀装具の世界にはまって約半年。
気が付いたら増えている。
中には凄い安い物もあるが、1ヶ月に1つ以上買っている計算になる。
何かがおかしい…。
中にはもっと凄い勢いで買われている方がいるのは重々承知していますのでこれが買い過ぎかどうかは意見が分かれるかもしれませんが、自分自身の中で言えば完全に買い過ぎである。
刀装具は特別保存刀装具までであれば刀と違って一つ一つがとても安い。
例えば刀一振200万円のものを普段買っている人であれば、その10分の1の金額の20万円で結構良いものが買えるのである。
そんな状態になるので、心の底から忘れられないほど気に入らなくても少し良いなと思えば買ってしまう事がある。
その結果が今である。
すると何が起こるか?
それが今回の問題なのであるが、現状起こっている事といえば、毎日のように見るお気に入りのものと、殆ど取り出す事の無い物に二極化している。
毎日観ているものについては以下の3つ。
これと、
これの3つです。
この3つは惚れて買うまでに何度もサイトなり実物なりを見て買ったので後悔は特にしていない。
他の物についても買った事を後悔しているわけではないが、見る頻度がこれら3点に比べると圧倒的に落ちる。
そして中にはこの数か月間取り出していないものもある。
この全く取り出していない物について、果たして買う必要があったのか?
今になって凄く思う。
まぁ今だからそう思うのだろう。
こう自問自答する日々があるというのが今回の問題である。
買う時に気に入って買っているのは間違いないが、先の3点に比べると気持ちが弱いのは確かである。
取りあえず画題好きだし買ってみるか、勉強の為に買ってみるか、みたいな軽いノリ。
軽いノリで購入した物、軽いノリでなくても本当に気に入っているのか分からない状態(例えば私はその状態を判断する為に刀を買う場合などであれば日を変えて3回は見るようにしていたりするのですが、それをせず1回で買ってしまったりなど)で買った物は飽きが早い傾向がある気がする。
先の3点についてその他と比べて何か特筆すべき点があるか?という視点で考えてみると、この3点はどれも非常に手が込んで作られている。
最後の鐔については芸術性も頗る高く、見ていて気持ちが良い。
こういう物は毎日観たくなるのであるが、見れば見るほど粗悪な部分が目立ったりする物は返って目が侵される気持ちになるので、見ていてあまり気分の良い物ではない。
例えば以下は数千円でフリマで買った鐔。
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