鐔展示ケースを自作する①
昨年から作る作ると言っていて他の製作でなかなか着手出来ていなかった鐔の展示ケースの設計がようやく完了しました。
私自身も昨年とは違い鐔沼にずっぽりと堕ちたのでこれで楽しみながら製作が出来ます。
今回製作するのは以下のような鐔専用の展示ケースです。
ラフ画ではなく設計に落とし込んでいるので後は設計図を描いたらこのまま製作出来ます。
サイズは横350×奥行116×高さ200(mm)です。外装は鋼板。
データはカラフルですが実際は黒色です。
飾れる鐔のサイズは100㎜も大丈夫ですが、参考までにイラストでピンクの丸が90㎜、青丸が80㎜(←この前後のサイズが多い)、グレーが70㎜で絵を描いています。脇差用などでもっと小さい鐔もあります。
鐔厚みは9㎜まで展示可能です。
今回の製作ポイントとしては以下を意識して設計しました。
①鐔の両面が常時綺麗に見れる
鐔の展示ケースというもの自体がこの世の中にまだない気もしますが、鐔掛けなら昔から沢山あります。
しかしそのデメリットとして鐔の背面が見えない、という事が挙げられます。金工鐔などは素手で触れないので、毎回手袋をはめてから手に取り鑑賞するわけですが、これはなかなかに大変です。
というわけで鐔を展示したまま裏面のデザインが見えればそれがベストです。
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