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禍年(2024/1/1〜2024/1/5日記)

日記「過年」の後編になります。日記の後編...?



★年始編

▼ああ、ついに始まってしまった…2024年…

▼いざ始まると不安になるな… 期待も半分あるけど。当面は書類に書く時に2023と間違って恥ずかしい思いをしないように気をつけなきゃ。

▼新年の抱負って多分こういうことじゃないな。



▼母方の祖父母の所へ年始の挨拶に行く。久しぶりに祖父母と従姉妹にも会えるので、親戚に会えるこの時期は個人的にもとても楽しみだ。

▼従姉妹、2人ともすごい地雷系の服着ててめっちゃかわいかったし、趣味変わりすぎてておもろかったな。私があまり地元に帰らないことも手伝ってかれこれ一年ぶりの再会になるんだけど、いくらなんでも服の嗜好が変わりすぎている。でも自分で興味持って偉いねえ、私なんか君たちの年頃でも服に興味持って選んでなかったよ…

▼というか君たちなんかめっちゃ背伸びてない!?久しぶりに会うからこそ分かる。着実に成長している…!1秒足りとも目を離していない自分の成長が実感できない分、久しぶりに会った他者の成長は著しく感じてしまう。…それにしても背伸びすぎじゃない?


▼祖父母からお年玉を頂く。ありがとうございます… おかげさまで生きておりまぁす!!お年玉っていつまで経ってももらって嬉しいな。生まれてから今年までずうっともらい続けているが、一度もこの瞬間のうれしさが減衰したためしがない。

▼祖父が祖父自身の年齢を当てた人にお年玉を授けるという珍しい形の授与をしていた。唐突な企画だ、こんなの今までで初めて。辰年生まれであるというヒントから計算により導き出すという内容で、ゲーム性があってなかなか面白かった。争う形式じゃなかったのは少し安心した。

▼お年玉をあげるというイベントはありがたいが「お金をあげる」という触れにくさもあって形式化しやすい。それを企画にすることでこんなに印象に残るんだなと思わされた。私があげる側になったら毎年何か企画しようかな。


▼親戚一同で私持参のボードゲーム「Ito」で遊んでいると、適当に流していたお笑い番組から突然緊急地震速報が流れてきた。能登の方で相当大きな地震があったらしい。どのチャンネルも一斉に報じてる。地震に伴い3メートル級の津波も発生する可能性があると報じられていた。この様子ではかなり甚大な被害になりそうだ。正月早々なんということだろうか、1人でも多くの方が無事やといいんやけど…



▼自動車運転の練習がてら、山の上にある公園に来てみた。

▼景色きれ~~~~
この公園はこの辺りの山以上に高い上、見通しも良いので基本的に周囲の全景を見渡すことができる。それにしても空が晴れすぎている。天気が良いと気分も良い。


▼木が逆光で影絵みたいになってる。



▼父方の祖父母の家に遊びに行く。最近の境遇や体調とかそういう話題をとめどなく話す感じの緩い時間がずっと続く。私は両祖父母の家などで時間がゆっくり流れるこの時間がかなり好きだ。友人と話したりゲームしたりする時間も楽しいが、それとは全く別物の楽しさ。味わい深さなのかもしれない。別の時間が流れているこの感じはキャンプの楽しさ、空気感にも共通するところがあるような気がしている。

▼祖父母と地震のニュースを見るためにNHKを見てると、突然羽田空港の火災が速報で入った。リアルタイムでNHKの定点カメラが映しているとされる映像にはまず小規模な火災が映し出された。当時はこの規模はセスナやヘリコプターの事故かな?と考えていたが、後から思い返すとあれは海保機の一部だったと思う。暫くすると画面が変わり、燃えさかる大型旅客機が映された。流石に驚いた。エンジンの外装が凹んでいたのでもしかしたら何かに衝突したのかとも考えたが、その時にはあまりにも情報がなさすぎた。

▼その後の報道でいろんな事が判明した。昨日の震災の救援物資を輸送する海保機と旅客機が衝突したとは、なんともやるせない気持ちだ。無事な方が多いのはとても喜しいことだけど、生死を彷徨っている人がいる以上私は素直に喜ぶ気持ちにはなれない。昨日の地震に続き、今の気持ちを上手く文章で表現できる気がしない事が多く起こる。今はとにかく、間違っても責任者探しでは無く、どうしたら次に起こらないように出来るかというシステム改善の方に調査や世論の関心が向かうことを願うばかりだ。


▼こういう時、Twitterを見ると様々な情報が飛び交っている。憶測を事実のように語る人やお金稼ぎに夢中な人、それらを摘発し糾弾する人など。こういう状況はしばしば「地獄」と形容されるが、秩序や道徳が存在しない分ここは地獄以上なんじゃないかとすら思うことがある。

▼ここには人の感情がそのままぶつけられていて、そしてこの人達は当然ロボットなんかでは無く一人一人生きて思考しているという圧倒的な現実がその感情にさらなる重みが加わるような気がしてしまう。これらを見続けていると剥き出しの感情をぶつけられたショックで段々陰鬱な気分になってしまう。こういうとき情報を得ることは勿論大切だけど、得るという行為全てが正しい行為とも限らないと思う。SNSには微量の毒が混じっていた、情報を大量摂取するほどにそれらは体調にダメージを与えていく、そんなイメージ。時には情報から離れることも大事だと思う。特に私は多くの人が困って悲しんでる時には情報を知らないといけない義務感・知らないでいることの罪悪感みたいなものを感じてしまうけど、自分がしんどくなったら意識的に休むようにしている。休んだって誰も責めたりはしないさ。気楽に真摯にやっていきましょう。



▼三が日のセールで安くなっていたMERRELLの靴を中古で購入した。デザインがかなり好みだったし状態も良かったので思わず買ってしまったけど、これやっぱり大きすぎてサイズ少し合わないな… まあけど厚めの中敷を買って調整すれば許容範囲内と思われる。いけるいける。

▼その後靴屋で1000円ぐらいのよさげな中敷きを購入して履いてみる。中敷き単体を買うって何気に人生初の経験かもしれない。

▼多少かかとが浮く感覚があるけど、思っていた以上にしっかり履ける。

▼え待って、履き心地良すぎない!?中敷きって変えるだけでこんなに変化するんだ??衝撃だ。ならいっそ他の靴の中敷きも変えてしまおうかな…?



▼地震速報を見たのとは別の従兄弟たちとボードゲームをした。君たちも背が伸びたね~。もしかして向こうも私の背が伸びていると思っている可能性…?兄の方は私と年が近くよく話すのだが、弟の方は年も離れているので昔から私との距離感を図りかねている印象がある。

▼今回は私持参のボードゲーム「カタン」をプレイした。やっぱりカタンおもれー。全体的に鉱石が不足したお陰でありえないほど長引いたが、他の参加者も楽しんでもらえたようなので何よりだった。カタンは集団でやる際にはほぼ必ずルール説明をする必要があるのだが、私はその説明が何回やっても上手くなる気配がない。オモコロチャンネルの永田さんのボードゲームルール説明って地味だけど本当にすごい技術なんだなと実感させられる。

▼追加で「ペチャリブレ」というカードゲームもプレイした。そう、私はボードゲームやカードゲームが大好きなのである。人に会う時には絶対になにかしらを持って行く程の人間なので、多分周りからもパーティーゲームならこいつという地位を確立していると思われる。

▼「ペチャリブレ」は口八丁で勝敗を決める私の一番好きなタイプのゲームだ。勝敗が「如何に審査員の心に訴求できるか」という主観部分に依るので、自分で今回は絶対勝ったぞ…!みたいに思ってても余裕で負けることが珍しくないという部分が個人的には気に入っている。ただこのゲームは「ナンジャモンジャ」のように得意不得意が分かれやすいと思うので、カタンやUNOよりは人の好みを選ぶかも。

▼因みに私は「ナンジャモンジャ」や神経衰弱などの記憶系のゲームが本当に苦手である。シンプルに覚えられないんよね… それはそうと、こういうゲームを通じて得手不得手を知っておくというのは大切だと思う。



▼三が日から暫く経ってしまったが、家族で初詣に行くことにした。我が家では初詣の混雑を避けるために基本的に三が日以降の参拝を行うことが風習となっている。今回行った神社は県内でも有名な龍神様を祀っている神社だからか、まだまだ沢山の人が居て結構混雑していた。まあ辰年だしね… 


▼龍だ!でかー
でかでかの龍だ。縁起がいい。

▼この神社、以前来た時よりも明らかにご神体が増えている気がする。前はこんなに龍のオブジェあったっけ。ただでさえこの神社はご神体が多すぎて御利益のテーマパークみたいになっているというのに、これ以上増やす余地はあるのだろうか。

▼おみくじは中吉だった。内容としては要約すると「今を耐えて真摯に頑張れば、やがて万事オールオッケーな無敵タイムに突入するやで!」という、良いのか悪いのかよく分からない内容が書かれていた。全体的には良いことが書かれているような気がする…が、中吉としてはこの内容はどちらかといえば悪い方寄りな気がしないでもないな。


▼2024は真摯に生きます。丁寧なインターネット生活。

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