ベーコンは手作りで
なぜ手作りするの?
ベーコンは手作りしてます。手作りのキッカケになったのはベーコンに使われている亜硝酸ナトリウム。お肉をピンクに発色させる発ガン性物質です。
ご存知の方も多いかと思いますが市販のベーコン、ハム、ウィンナー、たまに生肉に、この亜硝す酸ナトリウムは使われています。
使われている理由は肉を長い間ピンクに見せて販売期間を伸ばすため、ピンクの方が美味しそうに見えて人が買うからです。変色した肉なんてみんな買いたくありませんからね。
亜硝酸ナトリウムはがん誘発物質であり、劇物です。
亜硝酸ナトリウム、前述した通り、発がん性物質です。ガンになると死ぬのに、発がん性物質であるこの添加物がどれほどの食品に使われていることか…。
買おうとする食材の成分の中にはこの亜硝酸ナトリウムが子供用ソーセージ、魚肉ソーセージにまで入ってます。加工肉類に入っていないものを見つけるのがどれほど難しいか。一度スーパーで確認してみてください。
発がん性を誘発し、危険性があるという事は20年以上前から言われてきています。毒物や劇物を取締るための法律「毒物及び劇物取締法」で「劇物」にも指定されています。
危なくてもガンになってもいいの?それでもピンクの商品を選ぶの?
政府は危険性をわかっていながら禁止しません。死なない程度にいれてもいいよと取締法で定義しています。WHOが禁止しているものも日本では使えます。劇物と分かっていても一日の摂取量を守れば死なないと言うだけで容認している政府は恐ろしい存在です。そしてそれを知らない私たちも愚かだと思います。
この事実を知ってから、ベーコンは家で作るようになりました。なぜなら亜硝酸ナトリウムが入ってないベーコンは市販されてないからです。
ハムはあるんです。ソーセージもあるんです。でもベーコンはないんですよね。
ベーコンの作り方
さて、前置きで政府への怒りが爆発していますが、手作りしてるといってもさほど手間ではないので作り方を記しておきます。マンション住まいの方は作りにくいかもしれませんが、案外簡単なのでお試しあれ。
①塩を揉みこむ
まず好きな部位の豚肉を購入し、重さの5%の塩をまんべんなくすりこみます。ブラックペッパーやオレガノ・バジル・パセリ・ローズマリー・セージ・月桂樹などお好きなドライハーブを一緒に適当に塗り込むのもおすすめ。
②キッチンペーパーに包んで冷蔵
さらにそれを新聞紙でしっかり包み、ナイロン袋に入れて密閉し冷蔵します。肉汁が毎日出てきますので、3日ぐらいまでは小まめに取り換えましょう。4日目くらいからはあまり水分が出なくなってきますので、そこからは3日置きぐらいでキッチンペーパー・新聞紙を取り換えて、お急ぎであれば10日、待てそうなら14日ほど冷蔵庫の中に入れておきましょう。
③10日後以降の塩漬けを燻す
塩漬けの肉が完成したら、そのままパンチェッタとして利用するもよしですが、ベーコンにしたい場合は燻製器の中に入れ、ウッドチップを敷いてバーナーの上へ。弱火で1.5~2時間燻して出来上がりです。
案外簡単ですが、燻製器を買う費用とウッドチップが要ります。コンロでもできますが煙が出ますので外で火が焚けないと、室内では警報機が鳴ってしまうかもしれません。気を付けて行ってください。
私んちは月に一回くらいベーコンを作って冷めたら小さく切って冷凍しています。使うだろう想定分だけ取り出してその都度解凍して使う。加工ハムは買いません。亜硝酸ナトリウムを使っていない生ハムだけ買います。それでも十分です。ハムは生ハムで代用、ベーコンは手作り。
あなたの健康は一度壊れたら取り戻せないかもしれない。でも劇物を食べないという選択肢は選べます。病気にならないことは大きな節約。さらにやたら滅多にウィンナーやハムを買わずに済むのでこれまた節約です。
使ったのはSOTOのバーナーとキャメロンズのミニスモーカー。キャンプにも使えますよ↓↓