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自殺を半減させた看板【毎日更新42日目】
昨日、「社会的証明を知っているだけで物が爆発的に売れる」という記事を書きましたが、社会的証明は使い方を間違えると意図せず害を引き起こしてしまいます。
ということで、今日のテーマは「社会的証明の間違った使い方」についてです。
自殺を半減させた看板
以前、「自殺を半減させた看板」がネット上で話題になったのを鮮明に覚えています。
あなたなら、自殺の名所で自殺をしないようにするための看板をどういう言葉で設置しますか?
少し考えてみてみましょう。
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さて、自殺名所でこのような看板をよく見ます。
「捨てないで!命だけは!」
「粗末にするな、親からもらったその命」
「命は親から頂いた大切なもの。もう一度静かに両親や兄弟、子供のことを考えてみましょう。一人で悩まず相談してください。」
「自宅で死ね」
どれも自殺をしてほしくないという思いは伝わってきますが、自殺を考えてる人は相当な覚悟です。このようなことはみな考えていると思わないといけません。
逆にみんなここで自殺をしてるという社会的証明のマイナスな効果を発揮して、より自殺者を増やしてしまいます。そして、最後のは相当ひどい言い方ですねw
では、自殺を半減させた看板を見てみましょう。
「一寸待て。ハードディスクは消したのか?」
素晴らしいの一言。
今はネット社会です。ほとんどの人はスマホやパソコンに見られたくない恥ずかしいものが入っていたりします。そこの感情に訴えたわけですね。
自殺をするなという言葉はいらないんです。
ポイ捨てなんかも「ここでポイ捨てをしないでください!」と書くと、「ここでみんなポイ捨てしてるんだ」って思ってしまうのです。これが社会的証明の怖さでもあります。
やってほしくないことを書くと、「みんなやってるから自分も大丈夫だろ!」と思われてしまうのでもっと違ういい方に変える必要があります。
ネットビジネスの世界でも社会的証明はたくさん使われているので、知らないうちにマイナスの力を発揮しないように覚えておきましょう。