猫娘曰く。328-宅内LANを見直してみるよー

2021/12/18

はお。椛です。

とにかくもっともっといい環境をってことで、宅内配線の方も見てみたいと思うよー。PLCだとめっちゃ重要っぽいし…

あくまで PLCにこだわってみます
(ケーブル引けばすべて解決なのですが…)

けっこーいい線まできてるんだよね。

今回はとりあえず LANケーブルに絞ってみました。LANケーブルっていっぱい種類あるじゃん? 知らない人は、これを機に知っておこうぜーぃ。

なになに

そうですね。PLCを使用しての有線 LAN環境ということで、まだまだできそうなノイズ対策、LANケーブル、つなぎ目とかでしょうか。

できそうなことを調べて考えて現実的か判断しつつ、ムダなお金を使わないようにしなくっちゃね。

ノイズ対策

これはノイズフィルターを設置することでかなりの効果を得ることができちゃいました。さてさて、なっにができそうかな?

・LANケーブルの見直し
・LANポートあたりの見直し

変わるかな? 変わったらいいな~。

そのうちコンセント周りも整理しなくっちゃね。電子機器を可能な限りシャットアウトをして、コンセント口の差し込む方向(裏表)をしっかり確認。うんうん、これもできそうかな。

LANケーブルの見直し

さて、LANケーブルを見直してみようと思います。用途や性能によってカテゴリーがいろいろ分かれてるんですよ~。現在は適当に CAT6を使ってるんですが、あまり変えても効果がない気がするんだよね…

世には CAT6ACAT6eCAT7CAT8ともっと上位のものがあるようですが、スペックだけ見るとオーバースペックなので特に変わらないかなって思ってるんです。ところが某 HPには以下のように選ぶといいよ~みたいに紹介されてます。

画像1

規格に対して用途が合ってるのかどうなのかって言われると首を傾げてしまうのだけど、ちゃんとしっかりと用法を守って適した敷設ができればその通りなのかも?

そもそも CAT7, CAT8はもともと規格が違うので、家庭用ではないんですよね。プラグを RJ45っていう LANの規格に合わせたものにして売られてるだけなのよ。

LANケーブルにはまず大きく分けて「クロス」と「ストレート」があって、普段使ってるのはストレート。特に気にしなくていいと思うん。今は昔の話(一部は現役)。

そしてほかには「単線」と「ヨリ線」ですね。たぶんみんな意識しないで使ってると思う。

ぐるぐる巻けたり、いろいろなスペースに通したりと柔軟なケーブルをヨリ線と言うんですが、このヨリ線は細い 7本(1本を中心に周りに 6本)の銅線を使って 1つの芯を作っているからぐにゃぐにゃと曲げられるんですね。

(出典: エレコム)

でも、7本で 1芯を作ってる関係で 1本 1本が細くなっちゃってるんです。そのため電気信号の伝わりやすさに影響が出てきます。っていっても数メートル程度じゃ影響はほとんどないそうなので、気にしちゃうところではないようですね。フラットなものもありますし、敷設するにはちょー楽ちんなタイプですよねー。

画像2

フラットだとこんな構造。よく見ると銅線が束ねてあるのがわかりますねー。あと、うねうねと絡み合ってる構造をツイストペアといって、真っ直ぐに束ねるよりもノイズの影響を受けにくくなるようになってます(詳しくはググってちょ、考えた人は天才💯)

それに対して 1本 1芯なのが単線。ヨリ線よりも柔軟性に欠けますが、それなりに自由に敷くことはできます。ただ、ムリすると破損の原因になるので注意が必要ですよー。
あと、1本が太いので伝送効率も良くなってます。ツイストペア式なのは一緒ですね。

(出典: エレコム)

どうなった

途中経過ははしょります。けっこー面倒でした。結果としては単線おおーでした。速度が数値上でしっかり変わってるのがわかります。

ただ、価格的にヨリ線よりも単線の方が 1.5倍くらいはお高く、たいてい購入する時ってメーカー製でも安いのを選ぶと思いますので、ヨリ線の人が多いはず…。

パッケージを見るとちゃっかり「ヨリ線」とか「単線」とか書かれてますよ!

カテゴリ、帯域や速度を目立つようなパッケージがほとんどですものね。高速! 高速!

これだけじゃ終わらない

まだまだ LANケーブルには違いがあります。それは「シールド構造」になってるかどうかというところ。シールドが付いてるケーブルはケーブル同士の電磁波の干渉を受けなくなりノイズが低減されるというのが簡単な説明(実際はもっとややこしいの)。

種類は「UTP(アンツイストペア)」と「STP(シールドツイストペア)」に分かれます。そのまんまの名前っス。

シールドがつくのって CAT7くらいからなんですが、探せばあるもので CAT6 単線 STPケーブルも試してみました。

シールド付きケーブルの用途は 100mとか事業用とかに使うことが多いですね。そんなの家庭で使って意味があるのか。

ちょっとお値段もお高いぞ…

そして… 柔軟性がなさすぎる! かたいよ! つけにくっ…

プラグは金メッキ仕様で本気出してます。

結果は…

ほとんど変わらず。まーねー、家の中じゃ距離も短いし、そんなノイズ出まくってるわけじゃないですしね。ついてれば安心って程度?

結論としては CAT6のヨリ線の UTPで十分ですね、メーカーのお手軽に購入できるやつ。CAT7とか CAT8とかにしても回線とかルーターが対応してないと意味がないですし、1m 1本 2,000円くらいとかかけてられないです…。それならノイズフィルターとかフェライトコアを入れ込んだ変な LANケーブル(エレコム)を使った方がマシかな。

そういうことなので、LANケーブルは CAT6であれば、特に気にしなくていいってことがわかりました!

あとは CAT6Aは内部構造が違うので、もしかしたら違ってくるかもですねー。そこまでする理由がないですけど…

参考までに 50cmでこれだからねw しかも安い。CAT8も試したかったんだけど、必要な本数的にやめときましたw

これで試してみたいなぁ…


気にしないのが一番!

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遊月 Yu-zuki
悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず

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