コム活日記☆つつじヶ丘篇
また小さな女の子が、偈箱にチャリンと小銭を入れて、タタタと走り去って行った。
時々、子どもがチャリンと入れてくれることに対しては、その子の勇気と慈悲の心を養うお手伝いができたと思うことにしている。
ありがとう🙏❤️
勇気をだしてよく頑張りました。
小さなこどもたちは、真っすぐ編み笠の下の私の目を見てきます。
じーーーーーっと。
格好的には、編み笠に黒衣に絡子で、バッチリ仏教系のいかにもお布施待ってる人にしか見えないので、大人はサッサと通り過ぎたいようですが、子どもには体裁など関係ないようで、
道で笛を吹いている人
という認識のもよう。
なので、
親に報告に行く子、
もっと見たいという子、
といった好奇心に駆られているのだが、
だいたい手を引っ張られて連れられていく…。
いや、そんなに避けなくても。
少しくらい立ち止まって、何してるか聞いてくれてもいいのに、おとうさん、
と思うほどに、邪魔しちゃダメと言って素早く立ち去ってしまう。
津軽三味線奏者の方と路上演奏していたときは、子どもに聞かせる為にけっこう親子が集まってきた。生の和楽器の演奏を我が子に聞かせたいという親心。三味線は音も大きいしカッコいい。
ソロ虚無僧は厳しい。
先日は、老婦人が声をかけてくださった。
「一体あなたはどういった人なの?ミュージシャンなの?なんなの?」
といった具合に、何者か知りたかったよう。
虚無僧については何も分からないとのこと。
普化禅師のことから簡単に説明させて頂きました。笑
(虚無僧愛が強すぎるので、あまり熱くならないように気をつけています)
ここに60年住んでるけど、虚無僧は初めて見たわよと、また別のご婦人の感想も。
虚無僧、もっと浸透していくと良いですね。
実際、子どもの頃虚無僧をみた事がある人や、時代劇で虚無僧を見て知っている人はかなり少なくなっている。
最近また体調低飛行で路上に出れなかったのですが、頑張らねばと思うのでした。
腱鞘炎とか、五十肩(四十肩)とかも。涙
編み笠の下で酷い顔して右腕マッサージしていましたら、とある若い女性が、
「頑張ってくださいね」
と声をかけてくれました。
どこかで聞いてたんだ。
嬉しー。
がんばるー❤️
世の中の流れを嘆く前に、路上に出るべし。
もっと体力つけて(笑)
頑張ろうと思うのでした🙏
古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇