明治時代の雑誌『風俗画報』に描かれた「虚無僧」について
以前のnoteに、四代目歌川広重による『江戸府内絵本風俗往来』の普化僧(こもそう)について書きました。
その中に、「曩に風俗画報の中に悉く載せられしかば」と、『風俗画報』に、なにやら虚無僧のことが詳しく書かれているとの記載がありましたが分かりませんと書いたところ、なんと、いつものように尺八研究家の神田可遊師が持っておられ!ご厚意で貸してくださいました。
この風俗画報、通巻478号。号数外の増刊を含めると総冊数は517冊。
と、すごい数の刊数の中から、神田師は古本屋で探し