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コムジョの虚無ろぐ👻  虚無僧の幽霊、片羽です。 古典尺八楽愛好会代表。東京小金井市でやってます。真面目に路上でコム活中♪

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コムジョの虚無ろぐ👻  虚無僧の幽霊、片羽です。 古典尺八楽愛好会代表。東京小金井市でやってます。真面目に路上でコム活中♪

マガジン

  • 虚無僧墓マイラーが行く★『探墓行』

    かつての虚無僧寺、虚無僧が眠る墓や供養塔、偉大なる尺八奏者の遺跡を巡ります🙏

  • コム活日記☆

    半僧半俗である虚無僧の俗人目線で虚無僧活動を綴ります✏️

  • 尺八で吹いてみませう🎵

    おもに童謡、古曲など楽譜を載せております。

  • コムジョの山散歩

    自然を愛でる備忘録📖

  • 文学と尺八📖

    古文書・地誌・狂言・詩集などに登場する尺八、虚無僧をご紹介♪

最近の記事

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古典尺八楽愛好会🍁11月の予定

8日(金)13:00〜15:00 13日(水)18:30〜20:30 22日(金)13:00〜15:00 27日(水)18:30〜20:30 場所:東京都小金井市公民館 東センター。 部屋は公民館入口の掲示板にてご確認下さい。 参加費500円 はや11月🍁 11月といえば、いったい何を思い浮かべるだろう。 毎月、古典尺八楽愛好会のコムソーイラストのチラシを描いておりますが、11月って「秋」ってことぐらいで何も思いつかない…。9月10月と秋っぽいイラストを描いてしま

    • 多磨霊園『探墓行』☆黒沢琴古〜川瀬順輔〜宮川如山☆尺八奏者の墓巡り👣

      多磨霊園は、東京都府中市と小金井市にまたがって所在する都立の霊園。日本初の公園墓地で、面積は都立霊園としては最大の128ha、東京ドーム27個分に相当するそうな。 色々な木々が植えられ、桜や紅葉が楽しめます。 そんな広大な都立霊園に、偉大なる尺八奏者たちの墓碑がある。 まずは黒沢琴古、初代からの黒沢家の墓。そしてその流れから琴古流の荒木竹翁の弟子である初代川瀬順輔からの川瀬家の墓。そしてあの「阿字観」の宮川如山。 今回は古典尺八楽愛好会企画で、その三つのお墓と、尺八や

      • やっとかめ☆コム活 

        お久しぶりのコム活再開日記。 気候的にも申し分ない今日このごろです。 「やっとかめ」とは「久しぶり」という意味で、正しくは「やっとかめだ(や)なも」と言う。 名古屋か岐阜出身まちがい無しの挨拶だ。 前回のコム活日記は6月。 あの暑い夏を通り過ぎ、はや立冬も過ぎてしまった。 いつも何か書けるようなネタがあるわけではないのだけれども。今回は本当にやっとかめ。何も報告がないと自称コムジョを名乗れなくなってしまう! ただ、すっかり慢性なる練習不足で、横隔膜が硬い気がする。

        • 『シャボン玉』を尺八で吹きませう♪

          野口雨情作詞、中山晋平作曲でおなじみの、童謡『シャボン玉』。 およそ100年前に作られた歌です。 1922年(大正11年)、野口雨情が「シャボン玉」の詩を、仏教児童雑誌『金の塔』にて発表。 1923年(大正12年)に中山晋平の譜面集『童謡小曲』に、童謡として発表されたのだそう。 それにしても、野口雨情の、この素朴な詩に、ずっと心に残る中山晋平の作曲。 名曲だなぁと改めて感心する次第ですが、およそ100年前の歌。 100年前の明治時代にもシャボン玉ってあったのか?とふ

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        古典尺八楽愛好会🍁11月の予定

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        • 虚無僧墓マイラーが行く★『探墓行』
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        • コム活日記☆
          46本
        • 尺八で吹いてみませう🎵
          18本
        • コムジョの山散歩
          14本
        • 文学と尺八📖
          21本
        • コムジョの独り言
          52本

        記事

          岐阜県各務原市の低山あるき🌶️伊木山

          標高173メートルの山、伊木山。 遠くから見ると、ガリバー旅行記のガリバーが横たわっているように見えるからか、私のこどもの頃は、地元ではガリバー山とも呼ばれていた。 ガリバーとは? こどものための絵本とかじゃなかったのね…。 伊木山までの交通機関は、熊野神社登山口までなら名鉄各務原線、鵜沼宿駅から徒歩40分ほど。南側にある山は伊木山しか無いし、その名も伊木山通りをまっすぐ南方向に行けばたどり着く。駅名からお察しの通り、中山道の鵜沼宿はこの駅の北側にある。 名古屋駅〜

          岐阜県各務原市の低山あるき🌶️伊木山

          尺八、琴、朗読劇🍁秋風に奏でる日本のこころ@八池山正蓮寺in岐阜

          岐阜県瑞穂市 八池山正蓮寺にて 「秋風に奏でる日本のこころ」 朗読劇、琴演奏、尺八演奏が催されましたのご報告♪ この日は温帯低気圧の影響で全国的に大雨の予報😱☔️ お寺の中庭で公演する予定でしたが、本堂での公演となりました。 お客さまの来る頃の雨を心配しましたが、夕方には止んで微かに夕焼けも。 これもお釈迦さま、親鸞聖人のおかげか?! とにもかくにも大感謝🙏 お客さまを石灯籠、竹の灯籠がお出迎え。 石灯籠の中には、本物の蝋燭の火入れがしてあります。 障子に人

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          「邦楽・尺八」祈りの世界☆国民文化祭ぎふ@サラマンカホール

          「清流の国ぎふ」文化祭2024!!! の、ご報告です♪ ↑プログラムを、クリックすると参加団体の演奏曲、プロフィールなど詳しくあります。 全国から集まった、西園流、琴古流尺八竹道洞門会、琴古流竹友社、普化明暗導主会、無住庵尺八道場、などなど。 錚々たる尺八奏者、箏奏者の方々の大集合。 会場となったサラマンカホールは、岐阜駅からバスで30分ほどのところにあります。 素晴らしい音楽堂なんです。  こんなすごい音楽堂が、岐阜の町のはずれというか、不便なところにドンっと

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          尺八界、あんな人こんな人☆素浪人の巻

          久々の、あんな人こんな人シリーズです♪ 私が出逢った尺八界の人々のことを好き勝手に書いてます。 見出し画像にあるのは、今井宏泉著『素浪人 塚本竹甫』。 明暗流三十七世谷北無竹から対山流三世の看板を譲られたという塚本竹甫の伝記。 この本は、塚本竹甫の伝記でもあり、樋口對山の後の流れや、この頃の明暗流界隈の事が詳しく書かれた本だ。 副題に「尺八に生き、酒を愛した男」なんてあるので、これを最初に貸してくれた藤川流光師も気に入っていたのかもしれない。 (検索してみると、この

          尺八界、あんな人こんな人☆素浪人の巻

          虚無僧と文学☆山東京伝作『昔話稲妻表紙』歌川豊国画

          古本屋で「江戸」というワードのついたタイトルがつく本を、適当にとってはパラパラと頁をくって見ていたら、またもや虚無僧を発見。 偶然に虚無僧を見つけたのはこれで3回目。 前回、前々回はこちら↓ 今回の本はこちら↓ 『大江戸異人往来』 タイモン・スクリーチ著 高山宏訳 この本の内容は…、 著者のタイモン・スクリーチ氏は、 ヴィジュアル・カルチャー研究の方法を導入し江戸学に新局面を開いた。 という人とのこと。 この本に載っていたのがこの絵。 江戸時代の外科医院の

          虚無僧と文学☆山東京伝作『昔話稲妻表紙』歌川豊国画

          「邦楽は単調か」高橋空山

          邦楽というものはどういうものかという事を、実に分かりやすく言葉にされているので、こちらにご紹介したい。 それは、1960年に出版された『日本音楽』の中の高橋空山著「邦楽は単調か」に、書かれている。 最近は邦楽の範囲が広くなり、J-POPも邦楽の内に入るなんていう話も聞いたことがありますが、1960年に書かれたものとご了承いただきたい。 「なぜこんなに尺八に魅了されるのか」という漠然とした疑問が少しは解決するかもしれない。 別に好きだから吹いているのだから、そんなことを

          「邦楽は単調か」高橋空山

          明治時代の雑誌『風俗画報』に描かれた「虚無僧」について

          以前のnoteに、四代目歌川広重による『江戸府内絵本風俗往来』の普化僧(こもそう)について書きました。 その中に、「曩に風俗画報の中に悉く載せられしかば」と、『風俗画報』に、なにやら虚無僧のことが詳しく書かれているとの記載がありましたが分かりませんと書いたところ、なんと、いつものように尺八研究家の神田可遊師が持っておられ!ご厚意で貸してくださいました。 この風俗画報、通巻478号。号数外の増刊を含めると総冊数は517冊。 と、すごい数の刊数の中から、神田師は古本屋で探し

          明治時代の雑誌『風俗画報』に描かれた「虚無僧」について

          古典尺八楽愛好会🎃10月の予定

          4日(金)13:00〜15:00 9日(水)18:30〜20:30 23日(水)18:30〜20:30 東京都小金井市公民館 東センターにて。 部屋は入口の掲示板にてご確認下さい。 参加費500円 ご注意⚠️ 今月は第三週目の金曜日の稽古日がお休みです。 …というのもnoteにもお知らせしました、岐阜の劇団の公演のお手伝いのため遠征しておりますのと↓ 実はその週末の10月20日(日)に、これまた岐阜県岐阜市のサラマンカホールにて開催される、 「清流の国ぎふ」文

          古典尺八楽愛好会🎃10月の予定

          東京檜原村☆ゆるめの川散歩

          暑い日は川へ。 いやはや、今年の夏も暑かった。 せっかくnoteのマガジンに「コムジョの山散歩」があるのに、最近山に行っていない…、 が、川には行きました。 ということで今年の夏から秋にかけての川歩き👣のご報告。 ウォーターウォーキングってやつです。 沢登りとまではいかないゆる〜い川散歩。 暑さしのぎにはもってこいです。 8月半ば。 都内は38℃という天気予報🥵 連日朝の9時には30℃超えの熱帯夜続き。 沢足袋と食料をザックに、エイヤッと電車に乗る。 武蔵

          東京檜原村☆ゆるめの川散歩

          岐阜劇団はぐるま主幹☆幕末動乱ミュージカル『霜夜に紡ぐ』10月公演のお知らせ

          「清流の国ぎふ」文化祭2024 【演劇の祭典】 合同公演(主幹:劇団はぐるま) 幕末動乱ミュージカル『霜夜に紡ぐ』 〜美濃国郡上凌霜隊ものがたり〜 公演は2024年10月19(土)、20日(日)。 あと1ヶ月後となります。 ワタクシ今回の公演で、舞台美術でお手伝いをしておりまして、その宣伝でございます。 チケット申し込みはこちら↓ この凌霜隊の「凌霜」とは、 さらには、

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          甲斐国の虚無僧寺明暗寺☆山梨県中央市の歴史講習会に行く🚃

          先日、山梨県中央市の生涯学習教育講座に参加させていただきました👣 歴史教室 虚無僧寺と中央市の文化財講師 伊藤久也先生 場所は永源寺本堂。 https://www.yamanashi-kankou.jp/rekitabi/jisha/spot/033.html 寺の周りにお掘りがあって川が流れています。 山門の脇には愛染明王と摩利支天 天白伊豫大権現さま 肝心の祠の写真がありませんが…。 いよいよ講習会! 尺八を持ってみえるのが伊藤久也先生。 諸星家の「

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          アルゼンチンから尺八奏者ルイズさんがやってきた🇦🇷🇧🇷

          古典尺八楽愛好会に、Luiz Lepre(ルイズ・レプレ)さんがご参加下さいました。 ルイズさんは、ブラジル出身で今はアルゼンチンに在住。 フルートメーカーさんであります。 20種類の笛を作っているとのこと! 尺八との出会いは、どこかで聞いた尺八の音色にインスピレーションを受けたんだそうです。 ブラジルでは、日系の山岡先生に習っているとのこと。インスタグラムにはその写真も沢山載せられています。https://www.instagram.com/taichibambo

          アルゼンチンから尺八奏者ルイズさんがやってきた🇦🇷🇧🇷