見出し画像

八重山ハイクと酒まんじゅう🍶in 上野原



ようやく念願を叶えるために上野原市にやってきました。



前回来た時に誓ったのでした! ↓



低山好きな山女やまがーるといたしましては、駅から歩いて行ける山にはそりゃ行かねばなるまいと、まずは根本山を目指します。


の、前に牛倉神社にお参り🙏



ご神木がすばらしく巨木です。




商店街を通りながら、根本山はすぐに到着し、お次は秋葉山を目指します。

秋葉山は、地図でみると簡単に着きそうですが、これが意外と難易度の高い低山なのでした。


上野原駅に置いてある地図。
大変参考になります。
ピンクの部分が不明点あり。


根本山からしばらくは車の通れるほどの広さの道を歩きますが、途中で尾根沿いの細い道に入ります。(真っすぐ行っていたらまた別ルートがあったかもしれません)

ついつい行きたくなる小道


小さなピークを越して、それを降りると地図にない道路に出ます。一応現在位置を確認して、東に下ると秋葉山に行かずに下山してしまいそうだったので、西に向かい、謎の建造物が現れます。

これは何でしょう?
2つあります。


2009年の国土地理院の2万5000の地図にも丸いマークがこの辺りに二つあるので、それほど新しいものでは無さそうですが、地図に道路は記載されておりません。



再び細い道をずんずん登ります。横道も幾つかあって、踏み跡のハッキリした方に行って見ると、金比羅さまがお祀りしてありました。

金毘羅さま。



こっちにもルートがあったのかな
次回これは隈無く探索せねば。


ヒメウツギがそこかしこに咲いてました。


おお、やっと秋葉山に通じるっぽい道しるべ。



秋葉神社!

バックに樅の木でしょうか。



秋葉山標識は、祠の横にこんな感じ。

ちょこんとあります。


反対側の登り口には立派な鳥居。
東屋もありましたよ。



一度道路に降りて、八重山登山口をめざします。


中学校の通学路ですね。
よく見ると「でいさつ」。



八重山登山口に到着。
ここから見える秋葉山。

中学校の向こうに秋葉山。
電波塔が見えます。


駐車場近くに綺麗な花が咲いておりました。

マメ科の話かな。





山の中にある、ししおどし。
せせらぎの音に混ざって心地よいです。

ししおどしの名前の意味を考えたことなかったのですが、本来は田畑を荒らす鳥獣を威嚇し追い払うために設けられる装置類の総称だそうで、漢字で書くと「鹿威し」。日本庭園の装飾だと思っておりました。




道々、そこかしこにインフォメーションがあります。

セリバヒエンソウ

これが無ければ通り過ぎてしまいそうな小さな花。



エビネ

こちらもインフォメーションに従い脇道を入って行くと、エビネの群生がありました。名前は、横に連なる偽球茎(地下茎の一種)の形がエビに似ているからだそうな。花じゃないのね…


ふむふむ。

へー、鼠の穴にねぇ、なんて触って見ると、

「痛っ!」


すっごい刺さる!


そういうことかー。笑
こりゃ、ネズミもびっくりだ。



展望台に着くと、またこんなインフォメーション。


わー、面白い!なんて写真を撮っていたら、日焼けした若々しいけどそこそこ年齢は重ねてる感じのニコニコした男性が「それ私が作ったんですよ」なんて話しかけてくれました。

おお!では今までの道々あったものはあなたが作ったんですか?!と、その後、色んなお話を聞きました。アオバトの鳴き声のことから、今どんな鳥がいるか、ここから房総半島が見える、などなど。何でも教えてくれます!



すごいですね、ほぼ毎日来ていらっしゃるそうです。


八重山守り人ですね。


早口言葉みたいです、
やえやままもりびと×五回

やえままままりびと になる。どうしても。



それはいいとして、


ご親切にありがとうございました❤️

この八重山守り人氏のおかげで、八重山が数倍楽しく登れますよ。
感謝🙏



さて、八重山頂上目指します。


なぜか、鐘があります。

けっこうデカイ音が出て、
鳴らしてビックリ。


頂上。

この日は残念ながら富士山見えず…



さて、


昼食も済ませたし、


あとは、酒まんじゅう!




実はここからが試練の旅だった。


さきほどの地図にも「酒まんじゅう」屋さんが記載されていて、帰り道に4軒あります。


んー、酒まんじゅう食べ歩き。
いいね〜〜〜💛
全店で買うつもりです、もちろん。


酒まんじゅう、食べくらべツアーです。



と、はりきってまず一軒目辿り着きましたが、




閉まってる。


売り切れ次第終わりということなので、午後三時ということは、ちょっと遅かったかな。


まだ三軒あるし。


そして二軒目も、閉まってる😭


おお、やばい感じ。


そして三軒目、開いてた!


良かった😂


あん、みそ、鮭、塩
の四種類、全部ください!



なんと、あんと鮭しか残ってないとのこと!



いいです、いいです。
あっただけでもいいです。


鮭。

包装材が木ってのがまたいいですね。
経木きょうぎと言うそうです。



店主の男性は、色んな温め方を親切に教えてくれましたよ。
「みんなお客さんから教わったんだよ!わははは」
なんて言いながら。


そして、最後の四軒目も残念ながら、閉まっておりました。



酒まんじゅう、なんという人気ぶりなんだ。



上野原の駅のタウンショップでも念のため見に行きましたら、当然売り切れ。たまたまそこにいたハイカーのお客さんが店員さんに「いつも売り切れですね、どうしたら買えるんですか?」なんて聞いていて、店員さん曰く、地元の方でも朝から並んで買うのだそうだ!駅で買う場合は予約の電話をしてくれたら取り置きしておいてくれるそうな。


親切!


登山の帰りに買おうなんて甘い考えでした…。



次回は、朝から酒まんじゅう目的で来ようと思います。
街中には魅力的な窓たちがあるので、こちらも探索しにこないと…。


↓こちらは裏katahaのライフワークの窓収集。



街中にあるちょっと小高い場所の小学校には、国指定の天然記念物の大ケヤキが街を見おろしています。

樹齢850年!
平安時代から生きてらっしゃる!


尺八はまだ古代尺八の頃ですね。


すごい。



こんな小学校に通う子たち、羨ましい。



話は戻り、


上野原の商店街、酒まんじゅう屋さん以外に、普通の和菓子屋さんも他に二軒もあってこちらは営業してましたよ。


上野原市、あんこ天国です❤️



古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇