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個別の漫画だけでなくレーベルそのものにファンが付く話
今の時代、アニメ化される作品だけでもたくさんある。しかもそれは、テレビ録画かサブスクリプションで、無料か安価で視聴できる。
と、なると、それでもあえて原作の漫画を買って読もうという人は、アニメとは違う漫画という媒体、表現技法と言ってもいいが、まあとにかく漫画が好きな人だろう。
で、アニメ化する前からの原作漫画ファンの中には、その作品だけではなく、レーベルカラーそのもののファンも多くいる、らしい。それは私も最近知った。
たとえばジャンプにはジャンプの、マガジンにはマガジンの、レーベルカラーが好きなファンが付くのである。
そして時としてそれはかなり熱心なレーベルファンであり、他のレーベル、特に業界でトップのレーベルをライバル視する。この場合、ライバル視されるのはジャンプである。
さて、よく、人の集まりで宗教と政治と野球の話はするなと言われる。
要するに、〇〇派に分かれて勝ち負けや優劣、あるいは正しいか間違っているかを競うような話題は、和やかな会話には向かないということなのだ。
思うに、野球の話と同じくらいには、青少年漫画のレーベルの話も、まあ人によっては気軽にできないのかも知れない。半分冗談だが、半分は本気でそう思う。
で、私の小説は、マガジンレーベルの原作向きらしいのである。
見てみると確かに、マガジンなら受け入れられる余地がある、気がする。
上手く言語化できないが、いわゆる少年漫画らしくないものでも面白ければ受け入れられる余地があるというか。
で、その少年漫画らしさなるもの、たぶんにジャンプレーベルのヒット作によって流布したるもののように思われる。
でも、レーベルが違えば、求められるものも異なる。
まあ、少なくとも『鬼滅の刃』と『ダイの大冒険』だけがファンタジーではないのである。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また次回の記事もよろしくお願いします。
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![片桐 秋](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95383560/profile_511e6711bbd8c6504f9b85f26524ba42.jpg?width=600&crop=1:1,smart)