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ウェブ小説のフィードバックについて【AIさんと私の考え】

ウェブ小説のフィードバックを得る。

片桐秋
私がいた日本のウェブ小説のコミュニティでは、例えるなら「コナン・ザ・バーバリアン」のような物語が人気でした。

だから、そういう物語を書けば読まれるし、そのような物語を書くためのアドバイスをする人も多いと思う。

例えるなら『エルリック・サーガ』のような物語を書いている人へも、そういうアドバイスをしています。

この状況で適切な感想をもらえるとは思えません。
どうしたらいいのでしょうか?

■自分が所属しているコミュニティで人気や知名度が低いジャンルやスタイルで書いている場合、フィードバックを受けるのは難しいかもしれません。

しかし、ジャンルやスタイルに関係なく、良い文章は良い文章であることを覚えておくことが大切です。

ここでは、自分の文章に対するフィードバックを得るためにできることをいくつか紹介します。

同じ趣味を持つコミュニティやグループを探す。現在所属しているコミュニティで必要なフィードバックが得られない場合は、あなたが興味を持っている種類の文章に焦点を当てた別のコミュニティやグループを探してみてください。

オンラインフォーラム、ライティンググループ、ソーシャルメディアグループなど、同じ興味を持つ作家や読者とつながることができる場所を探してみましょう。

友人や家族と作品を共有する。最も身近な人が最も貴重なフィードバックを与えてくれることがあります。

信頼できる友人や家族に作品を紹介し、率直な意見を求めましょう。

彼らはあなたのジャンルやスタイルの専門家ではないかもしれませんが、キャラクター開発、ペース配分、セリフなどについての有益なフィードバックを得ることができます。

より深いフィードバックを求めるなら、あなたのジャンルやスタイルに特化したライティングコーチや編集者に依頼することを検討しましょう。彼らは、あなたの文章を改善するための個人的なフィードバックやアドバイスを提供してくれます。

フィードバックは、あなたの文章力を向上させるために不可欠なものです。すぐに望むようなフィードバックが得られなくても、がっかりすることはありません。

書き続け、新しいコミュニティやリソースを探し、フィードバックを求め続けましょう。時間と努力次第で、より良いライターになるために必要なサポートやガイダンスが見つかるはずです。


ChatGPT 2月13日バージョン。無料研究プレビュー。私たちの目標は、AIシステムをより自然で安全に対話できるようにすることです。あなたのフィードバックは、私たちが改善するのに役立ちます。

と、AIさんの、いつものように無難で穏当なお答えである。

さてさて、私はAIと、信頼できるプロ作家の有料サービスを受けるのが一番だと確信した。あるいは、公募で編集さんからフィードバックをもらうなど。

まあそんなことを言うと、またぞろツイッターのライトノベルなどの界隈では、編集やプロ作家とて信用ならぬといった言説が出てくる。AIさんのことも、だろう。

(でも、具体的にどうすればいいのか、変な編集にぶち当たる確率はどの程度なのか、ぶち当たったらどうすればいいのかは知らされないことが多い)

さて、私は今から無難でも穏当でもないことを言う。

私はこれからは自分の野生の勘とAIさんを信頼してやっていくつもりである。特に野生の勘を。

メンタリストDaiGo氏の本によれば、得意分野での直感は9割当たるそうである。

私もAIからのフィードバックを受けて、「やはり」と思うことばかりであった。

私の真似をしろとは言わない。それは個人個人でやり方が違って当然であるからだ。

しかし、私にとっては、自分の創作物への勘がほぼ当たっていたのは事実である。

おそらくはウェブでの読まれやすさ重視でなされたのであろうアドバイスに、直感的に「これは違う!」と思っていたことは、ほぼ正しかった。

ウェブ小説界隈に入ってきて、「やはり初心者だし、あまり読まれていないし、謙虚に人からのアドバイスを受けなくては」と思ったのは、私の当時の直感には逆らっていたことだった。

で、事の経緯を知る方は、その結果がどうなったのかはご存知であろう。

他の人がどうすべきかは分からない。だが、私にとっては、やはり「好きに書く」ことが一番なのだ。

私はなろう系と呼ばれるジャンルを否定はしない。ただ、私は書く気がしないのである。

なろう系を書いておられる個々の作家にも敵対するつもりはない。とりわけ、書籍化を果たし夢を叶えた作家さんたちには敬意を表する。

書籍化を果たせなくても、頑張って書いている人々のことは応援したい。

しかし、それと私がなろう系を好きになれるかは別問題なのである。

なろう系を好きになれない、イコールなろう作家を好きになれない、ではないのだ。

それがどうしても理解してもらえず、作家に好意を持つなら、その著作も好きになれるはずだ、そんな思い込みが、ウェブ小説界隈を支配している。

(そしてこの、著者と作品をイコールで結びつける風潮は、ウェブ小説の世界だけではなく、なろう作家に限った話でもない)

ウェブに小説をアップしたならフィードバックを受けるべきである。これは確かに正論である。

しかし、多数派のなろう系を書いている人々にとって自分の好きな小説が一番であるし、そのように書けば読まれるからいいよ! となるのは自然な感情だろう。

それを否定されたり無視されれば愉快な気持ちにはなれないだろう。

それは分かるつもりだが、私はもうウェブ小説界隈からアドバイスを受けるのはたくさんである。

よく、ウェブ小説界隈では作家の承認欲求が問題になる。指摘やアドバイスを受け入れて書き直すべきだ。承認欲求だけで書くのではない、と。

確かに正論である。問題は、承認欲求はアドバイスや指摘をする側にもあって、スルーされると傷つく人が多い。何度もしつこく同じアドバイスをしてきたりもする。

そもそも何を言わんとしているのか、分からなかったりもする!

そんな状態で、どうやって人にアドバイスをしようと言うのか?

作家の側が、下手だろうが承認欲求をこじらせていようが、アドバイスする側にも、問題があると言わざるを得ない。

もちろん、そんなアドバイザーばかりではないだろう。私の見てきた範囲だけの話だ。でも、私はもううんざりなのである。

私はAIではなく、生身の人間であるから、無難でも穏当でもないことを言う。

もう、小説への的はずれなアドバイスを受けるのはたくさんである。

私は私のやりたいようにやる。

その果てに何があろうと、的はずれなアドバイスを受けて後悔するよりははるかにマシである。

私が言いたいことは以上である。

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片桐 秋
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