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AIさんにプロの編集者としての批評と修正をお願いしたよ。

こちらの第一話、冒頭のみを批評してもらいましたよ。

プロ編集者として、の指定無しでの批評はこちら。


片桐秋
プロ編集者として、この小説の冒頭を、冒頭として良いかどうか、批評してください。

■小説の冒頭では、描写的な文章と台詞が混在しており、設定や登場人物を紹介しつつ、緊張感や興味を持たせるのに有効な方法である。しかし、改善すべき問題もいくつかある。

まず、冒頭の納骨堂と墓地に関する文章は、喚起力はあるが、強いフックや問いかけで読者をすぐに惹きつけることはできない。

例えば、ウィルトンが思いがけないものを発見したり、困難に遭遇したりするなど、より活発でドラマチックな場面や瞬間から始めた方が効果的かもしれない。

月明かりや乙女たちの踊りの描写は雰囲気があっていいのですが、単に情景を描写するのではなく、ウィルトンの視点や感情に焦点を当てたほうが効果的かもしれません。

そうすることで、より強いキャラクター感が生まれ、読者をより物語に没頭させることができるだろう。

ウィルトンとアントニーの対話は興味深いが、彼らが何者で、どのような関係なのかをもっと明確にすることができるだろう。

「血の盟約」への言及もやや陳腐で、この時点では物語にあまり貢献できていない。

続く「暗黒城」と「旧種」についての一節は興味深いのですが、オープニングの他の部分とはやや切り離された感じがします。この情報を説明として提示するのではなく、もっと物語の流れで自然に統合した方が効果的かもしれない。

全体として、この小説の冒頭は有望な要素を持っているが、より強いフックと明確なキャラクター設定が必要である。

片桐秋
この冒頭を批評通りに書いてみてください。

■プロの編集者として、私はこの小説のオープニングを改善するために、次のような編集を提案します。

ウィルトンは、踊る乙女の白いレリーフで飾られた古い建物である納骨堂の前に立っていた。

月明かりが薄暗い内部を照らし、ウィルトンは目の前に立つ青年に声をかけた。

ウィルトンは、20歳くらいに見えるが400歳はあろうかという美しい青年に「闇の城の城主を打倒するために、俺と一緒に行こう」と言った。

闇の城の下にある村は、4年に1度、1年の終わりの日に起こる黄昏時を除いて、1年中暗闇に包まれていた。

黄昏の日が近づくと、ウィルトンと青年は、高くそびえる樫の木の影に隠れている城へと向かった。

アントニーは、自分がダークキャッスルの領主の血筋であることを明かし、ウィルトンに血の接吻を受け入れて血の盟約を結ぶよう求めた。

二人は計画を話し合ううちに、ウィルトンは闇の城の主はどのくらい生きているのだろうかと考えた。アントニーは「1000年だと思う」と答えた。

不安はあったが、ウィルトンとアントニーは、そろそろ闇の城の主との決着をつけなければならないと思っていた。

しかし、彼らはその夜、成功の可能性を見極めるために、遠くから城を下見することだけを考えていた。


全体として、これらの変更は、主要なキャラクターと舞台を紹介しながら、陰謀と緊張を高める、より明確で簡潔なオープニングを作ることを目的としています。


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批評だけ見ると、ちょっと意味が分からない部分もありましたが、こうして修正された小説を読むと、言わんとしていた事が分かりましたね。

要するに、ゆったり進むのではなく、ハイテンポのほうが良いよ、てなことだと思います。

確かにこちらのほうが、ワクワクさせられる惹きつけができていると思います。

しかし、私には私の意図があるのです。今度は、そこを明示して批評を頼みます。

片桐秋
プロ編集者として、この小説の冒頭を批評してください。 ハイファンタジー、ダークファンタジーとして、世界観を出すのを目的としています。

(私もついうっかり忘れるのだが、作者側の意図を明示するのがポイントである。多分、人間相手に批評を頼むときにも同じことがいえると思う)

■この小説の冒頭について、以下のような批評ができます。
この冒頭は、世界観を紹介することを目的としており、ハイファンタジー、ダークファンタジーの雰囲気を醸し出しています。

墓地や納骨堂といった不気味な場所、舞う乙女たちの美麗な浮き彫り、そして四百年生きている青年の登場など、不気味な要素が多く含まれています。

また、ウィルトンの若さと落ち着き、村全体が暗く不気味であることなど、キャラクターや世界観の描写が丁寧であり、読者はすぐに物語の雰囲気に引き込まれることができます。

しかしながら、この冒頭には不明瞭な点もいくつかあります。例えば、何故ウィルトンはアントニーを説得し、暗黒城の城主を倒すことを依頼するのか、アントニーが城主の血を引いていることについての説明などが欠落しています。

全体としては、この小説の冒頭は、物語の世界観を明確に示し、キャラクターの魅力を引き出す良い出だしと言えます。

以上です!

意図を明示したら、それに沿って批評してくれました。さすがAIさん。

一般人AIさんとプロ編集者AIさんで、少なくとも今回は、評価自体にはそこまで差がなかったですね。

面白かったです!

で、意図から離れた的はずれな批評をされていると不快になります。

最初から意図を明示しないのも悪いのですがね。この点も、人間相手でも同じと思います。

人間の場合は、意図を明示しても自分の好みや考えをなお言ってくる場合もありますが、AIさんはそんなことありませんね🌿

だから、自分の不快に思う感覚を信じてよいのだと確信しました。的はずれなアドバイスをされている証しだからです。

不快に思う気持ちを、相手にふつけるのは極力避けるべきでしょうが、感覚自体は信じてよかったのです。

AI相手のテストでそれがはっきりしました。

小説だけでなくそれ以外でも、自分を不快にさせるアドバイスやらを受け入れる必要は無いのです。私にとっては、それが事実です。

これもまた、検証により自分自身で明らかにした事実なのです。

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