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その男はサイコパス【愛情と温情は、必ずしも最善ではない】

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第一作目完結。83,300文字。 共感能力を欠く故に、常に沈着冷静、冷徹な判断を下せる特質を持つサイコパス。実は犯罪者になるのはごく一部のみで、大会社の経営者や弁護士、外科医・…
1話あたり2,000から3,000文字です。現在連載中。
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2022年1月の記事一覧

【サスペンス小説】その男はサイコパス 第18話

 どこまで気がついているのか。  水樹と俺が友人であるってことだけか。(今はまた、友人に…

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片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第17話

マガジンにまとめてあります。  ガラス窓のついたドアを開けて、ダーツコーナーに入った。真…

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片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第16話

 四ツ井法律事務所がある広い道と、駅のある大通りは平行に離れて並んでいる。その間に、平行…

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片桐 秋
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第15話

 さて、これからどうするか。このまま泳がせてもっと接触してくるのを待ち、ストーカー行為で…

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片桐 秋
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第14話

 ノートPCを立ち上げて書き込んでいく。有料ソフトを使うが、巨大企業のお仕着せのワープロソ…

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片桐 秋
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第13話

 あくる日、四ツ井法律事務所から電話があった。出勤ではないが、謝罪文を書いた事件について…

片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第12話

 水樹はそれでも少しためらっていた。3分か4分が過ぎた。水樹は、 「分かった。僕がやるよ」 とだけ言った。 「なら、さっそく謝罪文だ。形式的なのを書くからチェックだけしてくれ」  実際には、謝罪文には手本となるような定型はあっても、かっちりと決まった形式はない。それは儀礼的なビジネスメールなどと似たようなものだ。  知也は仕事柄、儀礼的な書面の謝罪文も見てきた。行政書士の仕事と同じ、特定の書式に従って書きさえすれば良いものだった。内心よりも形式。それが大事になる場面

【サスペンス小説】その男はサイコパス 第11話

 知也は椿の気持ちが分からなかった。相手の思いには共鳴できなかったし、自分が悪いとも思え…

片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第10話

 事情聴取のため、水樹と時道老人も別のパトカーに乗せられた。  知也は犯人と思しき女と同…

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片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第9話

「失礼しました、時道さん。しかしあなたを助けるためでもあります」  知也は再び手ぬぐいを…

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片桐 秋
2年前
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第8話

「おじいさん、立てる?」 「大丈夫だ、名尾町さんの手当が良かったよ。もう血は止まって、痛…

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片桐 秋
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【サスペンス小説】その男はサイコパス 第7話

 さすがに一瞬は動揺が走った。だがすぐに平静に近い状態になる。心拍数がやや上昇するのに…

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片桐 秋
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