⑥理想は思い出せたけど、現実とのギャップに葛藤する話。

こんばんは、かたづけまぐろです。

前回は、理想の暮らしについて、その場所であなたは何がしたいのか?を考えると、次はその周辺、どんな景色の中で?、という部分が見えて来るという話をしました。

私は考えました。
家事・育児をしている中で、
きっと私はリビング・キッチンとの行き来を何回もする。

だから、自室に入ったらすぐに気持ちを切り替えて、落ち着いて、仕事や趣味に集中したい…。

だから、この部屋だけ全然違うテイストにしたい。入った瞬間に、まったく違う空間のようにギャップがほしい。
気持ちが引き締まるような違い。

私の好きなもの、、、
ずっと分からなかったけど、
そうだ、クラシックな洋館、赤絨毯、焦げ茶色で光沢のある猫脚の家具、エジソン電球、ステンドグラス、重厚感、柱時計…
レトロな喫茶店や、大正時代の洋館、そういうのが好きだし憧れだった。

今の家、建具も壁紙も、そんなことは想起されない色だし、そんな高級家具は買えない。そもそも洋館のように素敵な大きな窓もないし、高い天井もない、そしてこの部屋は6畳だ。

無意識に『どうせ無理』と思い、最初からあきらめている。

でも、私には無理でも、インテリアのプロには難しいことでないかもしれない。
何よりも、ここで私が要望から妥協してしまったら、どれだけインテリアコーディネーターさんが頑張っても、私のベストにはなり得ない。

正直、依頼を連絡したとはいえ、会ったことが無いインテリアコーディネーターさんに、いきなり無理難題をお願いしてるよね…鼻で笑われることは無いにしても、少しずつ路線の変更を求められたりして…(疑心暗鬼)

などと、いろいろ打ち合わせ当日まで悩んでいましたが、全然心配することもなく、打ち合わせはスムーズで楽しく終わりました。
(ただ、ものすごく緊張した)

とはいえ…
私の要望、本当に通るのだろうか…
インテリアコーディネーターさんは、「分かりました。予算的にも問題ないです」という反応でしたが、
自分の中では無理難題のままなので、このガランとした物置部屋が、重厚感のある1室になることが想像がつきませんでした。


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