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さいきんのぼくのきもち~長男れおくんのつぶやき

どうも、れおです。
ぼくは猫3きょうだいの長男で、いつも一番がんばっています。きょうだいといっても、ちはつながっていないらしいです。
このごろルルが家族になって、ぼくの大変なことが増えたので、グチになってしまうかもしれませんが、きいてください。


最近のぼくのおしごと

ぼくはずっとこのうちのねことして、大切にされてきた。
ママと娘ちゃんに溺愛されて、りっぱなねことしてやってきた。

ぼくも小さいころは、ぴょんぴょんママに飛びついて、よくおこられたけど、最近はそんなことはしない。あかちゃんじゃないんだから。ルルはやってるね。あのこはまだあかちゃんだからさ。

ぼくはさいきん、とてもおとなっぽい。ルルがあそんでほしくて、おててでぼくあたまを「おりゃ、おりゃ」ってやってくる。それをてきとうにあしらって、ときどき追いかけっこにつきあってあげるんだ。

ルルはときどきトイレのあとにおしりをきれいにしないから、においをかいでたしかめてあげるんだ。すっごい嫌がって、ギャーギャーいうんだよ、あのこは。きれいにしないとだめなのに。世話のやける子なんだ。


ルルとのおいかけっこにに疲れた

ずっとつづけていること

ぼくはママといっしょの部屋で寝ることは欠かさない。ママが寝るんだなと思うと、いそいでつていって一緒のタイミングでねるんだ。今は寝室の床が冷たくてきもちいいから床でね。寒くなってきたらベッドの上にある「ねこちぐら」に入るんだ。

そしてぼくは、ママがぐあいの悪いのがわかる。
ママがコロナになったときも、風邪をひいてすごくつらそうなときも、今は帯状疱疹であまり夜眠れないみたいなんだけど、そういうときはかならずいちばん近くにいるようにしてるんだ。
ママが「れおくんがそばにいてくれるから、ずいぶんよくなったよ」って言ってくれると、えっへん!な気分になるね。

ママがすごく悲しいきもちのときもぼくはわかるんだよ。
あんまり元気がないときとか、ごはんをあまりたべてないときとか(これが一番しんぱい)、ちかくにいってぴたっとくっついてあげるんだ。ままはすぐに元気になるよ。

好きなごはん

ぼくはさ、もう大人だからいろいろ食べるものにも気を付けないといけないんだって。ママはすごく気にして、からだによさそうなごはんを試させてくれるんだ。
「これはおいしー!すきー!」ってなって、たくさんママが買ってくれても、すぐにあきちゃったりしてね。けっきょくモンプチがいつでも好き。でもずっとだとそれもあきちゃう。

カリカリがすきなんだけど、夏は水分をとらないといけないからってママがパウチのごはんを買ってくれたんだ。でもなんか、慣れてなくて、おつゆのところだけべろべろしちゃって、身のほうをたくさんのこしちゃうんだよね。あれって、どこまで食べていいのかわかんないんだけど。
おつゆはとってもだいすき。

ニコちゃんのこと

この家にぼくがきてから、少ししてからニコちゃんが来たんだ。最初はママをとられたって思って、あんまり仲良くできないなって思ってたんだけど、ルルが来るまではけっこう仲良くやってたんだよね。

でも、よくわからないけどぼくニコちゃんのことをいじめてしまって、噛みついてしまったりしたんだ。ニコちゃんはおびえて、ごはんを食べなくなってしまって、トイレもちゃんとできなくなってしまって。
ぼくのせいなんだ。

でも、どうしたらいいかわからなかったんだ。
ルルがきて、ママはみんな仲良くしてねっていうけど、そんなのぼくにはむずかしかった。だからってニコちゃんをいじめていいわけはない。

ママは弱ってしまったニコちゃんを病院に連れて行ったり、お部屋を別にしてニコちゃんばっかり大事にしてた。だからぼくはずっと怒ってて、たまにニコちゃんの顔が見えると、シャーっておどかしてた。
ママは、それでもぼくのことをおこらなかった。
多分、ママはむりやりみんなを仲良くさせようとしたのが悪かった、って思ったんだよね。

ニコちゃんは、別のお部屋で暮らすようになったけど、ぼくたちがふだんいるリビングのとなりのお部屋に、すけすけの木のとびらをつけてもらって、一緒にいるのと同じみたいになってる。ママはこういうところに、平気でお金をかける。おとこまえだ。


あたしのへやよ。ちょっとうしろが散らかってるわね。

それから、ぼくも、ルルも、ニコちゃんもそれぞれのきょりかんを持って楽しくしあわせにやってるよ。

ママがまたあらたな猫さんを連れてきたりしたら、ぼくはもう知らない。


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