勉強は仕事
今まで学校で勉強してきたこととか自分で興味を持ったこととか、教育の番組を見てきたこととかって、その時点では自分のためとか、自分の楽しみだったり、あるいは、なかなか頭に入ってこない教科もあったり苦手なこともあるけれど、それを体験したことによって、得られるものは大きい。だいぶ後になってから、その経験とか知識が降り積もった時、生きていくうえでの考え方とか人との関わりとかに生きてくる。この時はどうしたらいいのか、この人は何故こういうことを言うのか、ちょっとした違和感とか引っかかりの時に、今までの経験とか知識を総動員させて、今はこの答えだなと導き出すのに役立つ。こういうことは、だいぶ後になって、じわじわと染みるように思うことだ。自分の中では世界が広がり、窮屈ではなくなってくる。あの時、もっと勉強しておけばよかったなというよりも、いつからでも勉強はできるし、興味はつきない。新しいことはどんどん増えるし、昔、習ったことも覆されたりするから今から勉強しても構わない。勉強というよりは、仕事かもしれない。お金は入ってこないけれど、これは自分の楽しみの仕事と考えるのも面白い考え方。